2015年01月09日

夕日

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ふと顔を上げて 窓の外を見た。

夕焼けに包まれた ピンク色の家並みに
思わず外に飛び出して 海まで走った。

 「間にあったね。待っていたよ。」
美しい夕日が
穏やかに私を迎えてくれる。

 「忙しかったの。ごめんなさい。」
心で夕日と語らう時間。
穏やかに満ちる時。

夕日に照らされて輝くさざ波。
優しい風景にほっとする。

日没まであとすこし。

沈む瞬間は見ないの。
だってさみしくなるから。

 「どうか私を見送ってね」
私は夕日に背を向けて歩き出す。

 「ありがとう。またあした。」
背中を押す声に 私は微笑むけれど
胸が熱くて泣きそうになってる。

 「また来るね。
  これからは もっといっぱい。」
歩きながら 私はつぶやくの。



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2015年01月06日

涙と微笑み

泣き虫さんは
泣き笑い。
涙と微笑み繰り返す。

そんなに忙しいのは
まだ君が若いからさ。

見てごらん。
あの空を。

雨降りに太陽。

東の空は雨降りで
西の空には太陽輝く。

きっとあしたは 晴れるだろう。

きれいだね。
大きな虹が架かる空は。

大丈夫だよ、って
空までも微笑んでいるよ。

消えるまで
ながめていよう。
希望をくれたあの虹を。

このまま君と一緒に。

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2015年01月02日

消えた影

強い光の中で立つあなたに
あなたの影は言いました。

 「私はあなたの影ですが
 もう あなたから離れます」

それはあなたが絶好調の時でした。

気にもとめていなかったあなたは
心の中で思います。

 「私の影がわたしから
 離れられるわけがない。」

あなたは心でそう思い、
てきとうに受け流してしまいました。
放っておいてもついてくる、
それが影というものだろう。
変なことを言うやつだ、と。

あなたの影には
あなたの思うことはすべて伝わっていました。
影は黙っていましたが
心の中でつぶやきました。

 「強い光を受ければ受けるほど
 わたしという影は強まります。
 けれど、まぶしい光、
 色とりどりの美しい光に照らされた
 今のあなたは、
 自分の影を振り返って見ることも忘れてしまいました。
 つねにそばにいて
 あなたを見ているわたしだからこそ
 あなたのすべてが見えてしまいます。
 もう わたしは必要ないようです。」

そうつぶやくと一瞬にして
静かに消えてなくなりました。

影を失くしたあなたは
まさか、とは思いましたが
特には何も困りませんでした。
さして影響のないことだ、と
知らん顔で過ごしていました。

雨の日や雲のかかる日には
まったく気にもなりませんでした。
どうってことないと思っていました。

けれど お日さまが燦々と注がれる日には
影のない自分を見て あらためて驚きました。

そして光が注がれる時には
消えた影のことを考えるようになりました。

あるべきものがない自分、に気づいたからです。

光と影は ひとつのものでした。
光があるから影があり、
強い影がある時は自分に
強い光が注がれていました。

そのことを知るべきでした。

影のないあなたは
もう知らん顔で生きることを決めました。

けれど時々 何かが足りないと
少し考えるようになりました。

消えた影は
あなたの心に影を落とし
あなたの胸の中で存在するようになりました。

失くした影をあなたは常に探しているのでした。



2014年12月26日

海に立つ

穏やかに
生きることだけがすべてだった。

心静かな日々が
欲しかったから。

そのために
何もしないことを選んだ。

おびえる日々と
訣別するために。


今年最後、
海に立つ。

穏やかな海に
夕日が映る。

泣かないで
泣かないで

かなしみは
海の中に閉じ込めて

いつまでも消えない
黄金色のその輝きは

この胸にきっと残るから。
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2014年12月25日

マリアさま

マリアさま 
マリアさま

わたしが
いつか先で
母に呼ばれて
天国にいけたなら

わたしは
母の胸に抱かれて
もう一度眠りたいのです

マリアさま
マリアさま

かつてはわたしも
次に生まれてきた時は・・・と
思いめぐらせた時期もありましたが

今思うことは、
そうしてずっと母の胸で眠りつづけて
もうこの世には出て来なくてもいいと思っているのです

もう十分に
修行したように思いますし、
考えてみれば
悔いもないような気がします。

マリアさま
マリアさま

クリスマスの夜だから
今のきもちを

マリアさまに
聞いていただきたかったのです。

******
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フランスに訪れた時、
モンサンミッシェルの中で見上げた
素朴なマリアさまです。


きよしこの夜
星はひかり
救いの御子は
み母の胸に 眠りたもう
夢やすく


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こちらはルーブル美術館で見た絵画。
私の「幸せ」のイメージです。

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こちらは ノートルダム大聖堂の中のマリアさまです。
こうしてながめていますと救われるような気がします。



2014年12月11日

さよならは。

さよならは言わない。

ひとつの道が
ふたつにに別れていたから

きっと自然に
違う道を進んだの。

理由なんて言わない。

なぜそうなったのか
どうしてそうしたのか

語らずにいたい

さよならは言わない。
何も告げない。

ほんとうのことなんて
わからなくていいの

真実は
この心の中に…。

最後は誇らしく
胸を張っていたいから

風のように消えるのがいい。

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2014年12月02日

この手の中に。

人間、欲張ってはいけないの。

何かを手に入れようとするとき
人は何かを手放しているのだから。

次々に手に入れている人は
次々に捨てているひと。

もしも、何も手に入らないと嘆くときは
自分の手の中にあるものをしっかりと見つめるの。

そうすればきっと、その訳がわかるはず。

他には決して手に入らない、
大切なものが
すでにそこにあるから。

だからそれ以上のものはありませんよ、と
神様は無言で示されている。

そのことに気がつかないといけないの。

神様は平等にすべてを与えられている。

私は最近 そう思うの。

***
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最近は田舎に帰る度
母を連れて 長府の忌宮神社によくお参りします。
ウコッケイやハトがいて
心が和みます。




2014年11月22日

愛と誇り

この世でたったひとつの
大切な存在になるには

自分がその人にとって
誇りに思える人間になること。

尊敬とともにに愛があり

愛とともに誇りがある。

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2014年11月14日

すべての神さまが。

すべての神さまが
わたしの願いを叶えてくださるわけではないけれど

わたしの 本当の気持ちは
神さまにはお話ししているから

いつかどこかの神さまが
わたしに手を差しのべてくださって

この胸の中にある願いが

ずっとずっと先でもよいから
叶いますように、と
祈っているのです。

この世は

捨てる神あれば拾う神あり、
というけれど

拾っていただける神さまが
きっといると信じて

今はただ
きちんと生きるのみだと
自分に言い聞かせます。

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2014年10月30日

どの道を。

人生は

どの道を
どう通ろうと

きっと出逢う人は同じで、
きっと同じ場所にたどり着く。

だから
こんなはずではなかった、
ということもないし、

違う人生もあったのに、
と考えることもないのだと

わたしは思うようになりました。

前にただ
進むのみです。

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***
旅先の鬼太郎ロードを歩いていた途中で見つけた花に
心癒されました。
つわぶきとホトトギスの和のたたずまいがとてもすてきで
しばし見とれてしまいました。


2014年10月29日

夢の中で

もう 
夢でしか叶えられないことを
今朝 夢の中で叶えて

うれしくて
夢の中で泣いた

うれしくてうれしくて
夢の中で泣きじゃくった。

あきらめたことだけど

せめて夢で、と思っても
夢でさえ見ることも叶わなかった。

だからわたしは
今日はうれしくて

うれしくてうれしくて

夢の中のことだとしても
このうれしい気持ちを
忘れたくないと思った

夢でしか叶えられないことだけれど
今朝の夢を
わたしはずっと
忘れずにいたいと思った。

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2014年10月28日

神様の前で。

神様の前で
手を合わせ
自分の姿を問うのです。

「神様 これでよろしいのでしょうか。」と。

神様は 何も答えられませんが
きちんと見てくださっています。

これでよければ
特に何事も起こりませんし

悪ければ 正されるよう
何かが起こります。

続けて良いことは
継続していく中で
少しづつ神様がご褒美をくださいます。

だから神様の前に立つときは
「どうぞお導きください」と
いつも委ねる気持ちです。

人生は 導かれて生かされるものだと
思っております。

****
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***
26,27日と2回 出雲大社にお参りしてまいりました。





2014年10月14日

夕焼けに。

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忘れないように
いつまでも

大切に
この記憶を
留めていられるように

毎日
空を見上げて
静かにながめます。

真っ赤な夕焼けが
いつか色を失くして

闇に包まれるまで

今日も一日
忘れずに生きた、と

ただそれだけを伝えたくて

海と空がつながるところ、
夕焼けに褒めてほしいわたしは

今日もこうして来てしまうのです。


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2014年10月09日

赤い月

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赤い月 
見上げた

あたしは 夜の闇はこわくない

だけど
だけど月がこわい

あたしの悲しみなんて
ほんの小さなことなの

真実なんて
傷を深めるだけ

あたしは力尽きて
闇の中で
息をひそめていたいのに

赤い月が 
あたしを連れ出す

怪しい光に操られるように
あたしは 月明かりの下に立つ

赤い月
もういいのよ

あたしのかわりに
泣かないで。


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2014年10月02日

髪飾り

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長い髪は
切らなかった。

どんなことがあっても。

私は少女のように

きらきらと輝く
想い出をつなげで
作った髪飾りで

そっと長い髪を
結わえる

変わらない
私の中の少女が

うれしそうに
微笑む。

何もかもすべて
きれいな記憶に変えて

長い髪に飾るの


2014年09月22日

彼岸花のそばで。

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秋の中
空を見上げる

彼岸花のそばに立つ

お彼岸に
突然真っ赤に咲いて

わたしを問いつめる

帰らなくていいの?
あなたの帰る場所は何処なの?と。

知らんふりして生きてきた
笑うことも
泣くこともしたくなかった

人生に起こることの意味など
もう考えたくもなかった

そんなわたしに
真っ赤に咲いた彼岸花が
問いかける


わたしは
秋の空に助けを求めるように

彼岸花のそばで
空を見上げる


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2014年09月18日

萩の旗

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萩の花咲いて
今年も秋が来たと教えてくれる

さみしい心を埋めつくす
やさしく可愛い萩の花。

とくべつ
豪華に咲いたのは

わたしに 力をくれるため。

がんばれ、
がんばれ、と
弱いわたしを励まして

かわいい花のついた旗を
にぎやかに振ってくれる

秋の風と力を合わせ
私を応援してくれる。

だからわたしは

「やっぱり秋が好き」 と

萩の花をながめ
つぶやいてしまうのです。



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2014年09月12日

秋の空

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諦めて
手放した
この掌の中には
もう何もない。

見上げる秋の空、
優しい。

心を映す
秋の空。

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2014年09月08日

ふたつの朝顔


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夏も終わった
九月の朝

遅れて咲いた
ふたつの朝顔。

つかのまに
そっと寄り添う

花開く時間は
あまりに短いけれど

運命を感じ、
どきどきして 咲いている

「なんだかわたしたち
新郎と新婦みたい。」
恥じらいながらそっとつぶやく。

「そうだね。今日は、
僕たちの結婚式かな。」
照れながら微笑む。

あぁ 今日はなんてすてきな一日。
すてきな花嫁と花婿。

見つめるわたしは
背筋をのばして
おっほんと咳ばらいをし
にわか神父さん。

わたしを見上げ
うれしそうに寄り添う
二つの朝顔。

「おめでとう」

思わずつぶやく
九月の朝。


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2014年08月31日

大切なことは

大切なことは
人を悲しませないこと。
苦しませないこと。

誰も傷つけないこと。
迷惑をかけないこと。

淋しさも
孤独も
私はきっと乗り越えられる。

乗り越えられるから
試練はあるの。

そして今日も
穏やかに

ほほえんで見上げる
きれいな夕日がありますように。

優しい、
祈りの心が
今日もこの心にありますように。

***
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仕事の帰りの美しい夕焼けに胸が熱くなりました。


2014年08月26日

願い

その胸に
可愛い薔薇を

その瞳に
キラリ光る 星を

その唇に
「わぁ」、と
突きあげる喜びの声を

その手の中に
ぎゅっ、と握りしめたい
やわらかなぬくもりを


あなたがいつも
優しさに包まれて

安らぎの中で
微笑みますように

あなたの心に
色とりどりの花が

そっと可憐に
咲きますように

いつか

いつかこの気持ちが
あなたに届きますように。




***
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今、薔薇のプチワッペンを編んでいます。
気持ちがとても優しくなれます。
心が少女に戻っていくようです。


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2014年08月25日

言葉

わたしは
言葉が好き

ひとことに
雰囲気を感じ
ひとことで
心を掴まれる

ほんとうは
なによりも
言葉に動かされる


わたしは
言葉が好き

ひとことに
心満たされ
ひとことの
余韻に酔う

だからわたしは
いつも言葉がほしくて

ひとことが欲しくて

待って
待って
待つのだけれど

そのうち
さみしくなって

心が折れてしまう

きっとわたしは
言葉にあこがれて

いつも
心満たす言葉を
待ちながら生きてる
***
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2014年08月21日

生きた証

何も出来なかったけれど
何も得られなかったわけではない

何も伝えられらなったけれど
何も感じてもらえなかったわけではない。

聞き飽きるほどに
言い続けた言葉は
今もその耳に残してきたはず。

何も告げなかったことで
その本当の意味を
問い続けると信じたい。

きっと
意味がなかったことなど
どこにもない。

生きた証は
きっと 目に見えない場所に
ちゃんとあるから。


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2014年08月12日

嵐が去って。

嵐が去って
空を見上げる

この世界いっぱい
蝉の声が広がる

汗がにじむけれど
今はこうして見上げていたい。

蝉しぐれの中
ひとりきり。

焼けつく陽ざしに
ほっとする。

まぶしさに
目を細め
子供のように
微笑んでみる。

穏やかな夏が
私を包む。

静かな心を
取り戻す夏。

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2014年07月30日

中から外へ。

太陽は
ぎらぎらと燃えて
まぶしい夏を教えてくれる

花火は
しゅるしゅると空に打ち上がり
「ぱーーーーん」と夜空を華やかに彩る

中から外へ
中から外へ

内なる力、解き放し
あふれるものを出していく。

輝くためには
外からの
力に頼っていられない。

中から外へ
中から外へ

自分の力を信じて
思い切り生きるのがいい。

弾ける力があるうちは
思い切り弾ければいい。
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写真は私が編んだレースの新作です。



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