のりえの音楽の輪・別館
詩のページです。言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。
2007年10月
2007年10月28日
秋は優しい
秋は優しい
空は高く 青空が澄んで
陽だまりがうれしい
時が止まったように
とてもとても静かに
いつかすべてが報われるよと
この心に語りかけるように
私のそばで
だから私は
秋の中で
ひとりでも満たされる
すべてを乗り越えた
激しい季節のあとで
秋の優しさに包まれて
私は
空を見上げずにはいられない
穏やかな秋に
感謝しながら。
平和な明日を祈りながら
愛を貫こう
nori56jp1 at 15:43|
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秋
2007年10月23日
十三夜
美しき月
はるか頭上に昇りて
特別な十三夜の夜には
菊の花ちりばめし着物に
身体をつつみてひとり眺むる
金木犀の甘ひ香り
風が運びて
過ぎし日々をいざなふ
そっと
うなじに手を当てて
愛しき人の名を呼べば
この胸に注がれし月の光
ただ悲しみを照らす
あの日から心に響く鐘の音
耳を塞ぎても消ゆることなく
ただ一点に集まりし光の中で
思ひ出は緋色に染まりし。
月あかりの中
紅さす薬指は
この胸の熱き想ひを知りて
いつか遠く記憶の彼方に
すべてを閉じ込むることのみを願ふ
こんな十三夜の夜には。
nori56jp1 at 00:04|
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月
2007年10月12日
愛だから
愛だから貫けます
愛だから変わらないのです
自分を楽にする方法は
諦めることではありません
死ぬまで自分の愛を貫くことです。
そのことにやっと気づきました。
愛だから
何も辛くはありません
何もかわいそうでもありません。
ひとりでも大丈夫です。
愛は離れていても育つものと知りました。
愛は変わらないものなのです。
涙をこえて私は
私の愛を貫きます。
心を自由にして。
私らしく。
愛せる喜びを胸に。
nori56jp1 at 17:27|
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人生について
2007年10月07日
もしも生まれかわったら。
もしも生まれかわったら
もしも次の世があるのなら
あなたは私のお母さん。
そして私はあなたのこども。
いつも優しく微笑んで
私を抱きしめて。
「おはよう」「おやすみ」って
いつも私のそばにいて。
悪いときには心から叱って
大切なことを私に教えて。
おりこうなときは頭をなでて
私を誇りにして。
私の姿が見えないときは
私の名前を呼び血眼で探して。
涙がいっぱいこぼれる夜は
私の背中をなでて
眠りつくまでそばにいてほしい。
もしも生まれ変わったら。
そのときはきっと私のそばにいて。
そして愛を教えてほしい。
もしも生まれ変わったら・・・
nori56jp1 at 20:22|
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めっせーじ
2007年10月05日
静かに静かに。
静かに静かに過ぎていく。
秋は人を責めたりはしない。
虫の音も遠く近く
心にも優しく響く。
秋
人は心のアルバムを開き
思い出の写真をそっと取り出してみる。
静かに静かに振り返る。
そして人は心のどこかで
天然色の思い出が
いつかセピア色に変わることを待っている。
静かに静かに。
心の声を聴きながら。
誰にも言わない祈りを
胸に抱きしめながら。
nori56jp1 at 14:04|
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秋
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のりえ
大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12
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