2008年04月

2008年04月30日

もう一度。

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草の上に すわり
春風に吹かれながら
夢中で 花を編んだ
幼い日々は

目に映るものすべてが
優しくて
たくさんの夢を
この心に描いた

眩しい陽ざし
土のぬくもり
ひんやりとした草のうえで

見上げる空は
どこまでも青く澄み渡ってた


神さまはどうして
これほどまでの悲しみを
私に与え続けなければならなかったの


生きることの
悲しみなど
何も知らなかった
あの頃に

記憶をすべて消して・・・
もう一度戻って

もう一度
悲しみのない
再びの人生を。

nori56jp1 at 14:28|PermalinkComments(0)人生について 

2008年04月23日

波音を聴きながら。


静かな海に
一人立つ

波の音が
ただ響く

美しい砂浜よ

穏やかな海よ

あふれる想いを
どうか受けとめて。

すべては
寄せかえす波の
消えゆく泡のように

すべて何もなかったかのように
消し去ってほしい。

ここからまた
ひとりで歩き出すから。


だけど穏やかな海は
静かに語りかける

「何も消し去ることはない。
 すべてあなたの一部なのだから。」

私は波の声を聴くように
ただ海を見つめる。

すべての想いはこの海に。
すべての悲しみもこの海に。
すべての罪もこの海に。

そして私は生きていく。

nori56jp1 at 13:55|PermalinkComments(2) 

2008年04月15日

「アラビアのロレンス」に寄せて

あなたは優しく
私の肩に手をおいて
「道連れにならないか」と
そっと語りかけてくれた

人生という長い旅路
いつかはお別れのときが来ることを知っていればこそ
ともに生きる喜びもわかる

孤独な旅の途中
どこまでも続く砂漠の中で


さりげなく
温かく
そばにいてくれた人よ


分かれ道の前で
互いの旅の無事を祈りながら
ひとり静かに歩き出そう


二度とめぐり逢えないとしても。
通じ合う心がいつか引き合うように。


ふたたびめぐりあうために。

*************

「アラビアのロレンス」
   歌:野口五郎
  作詞:藤公之介
作・編曲:東海林修


「アラビアのロレンス」

nori56jp1 at 23:56|PermalinkComments(0)音楽 

2008年04月07日

さくら

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1.
桜の花が四月の空に
優しい想いを運んでくれる

見上げる空は
目に沁みるほど
思い出にじむ
透き通る青

あなたのそばで生きた季節に
もうここでこの場所で
さよならを言おう

悲しい嘘も
眠れぬ夜も
流した涙も
ここにおいていこう

さくら
さくら

花吹雪(はなびら)の中
私は泣きながら
「さよなら」と告げて

愛した日々も
祈った記憶も
今ここで 
この場所で
忘れてしまおう


2.
神様がもしこの運命を
受けとめて生きる私の姿を

ずっと見つめていてくれたなら
私を抱きしめ泣いてくれるでしょう

愛されたくて
ささやきたくて
抱きしめたくて
ただあなたのそばで

さくら
さくら

花吹雪(はなびら)の中
私は泣きながら
「愛してる」と告げて

二度と二度と
口にしない言葉
今ここで
この場所で
忘れてしまおう


さくら
さくら
花吹雪(はなびら)の中
私は泣きながら・・・・

春の
春の
嵐の中で・・・



nori56jp1 at 20:35|PermalinkComments(0) 

2008年04月06日

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ともに生きた季節は
この桜散る時
いっしょに散らしてしまいましょう

あなたの罪も嘘も
今はもう
笑って許してあげましょう

満開の桜
風に散る時

花びら舞う嵐の中で
ふたりで生きた記憶も
すべて飛ばして

きっと私は
すぐに忘れてしまうでしょう

さくらさくら
これでおしまい

この世でおきたことはすべて
夢だと言ってしまいましょう

次の世界でふたたび
きっと
めぐり逢えるから

その時はもう一度
はじめからやり直して

もう一度
満開の桜の樹の下で
めぐり逢いましょう

さくらさくら
美しいままで

すべてはきっと
夢のお話。

nori56jp1 at 16:09|PermalinkComments(0)めっせーじ 
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