のりえの音楽の輪・別館

言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。

2009年03月

「星の王子さま」に寄せて

この世で一番美しく
この世で一番かなしい景色を

あなたは見たことがありますか

消えた星の王子さまを想い
見上げる夜空に
果てしなく広がるさみしさ


たとえこの世でたったひとつの
かけがえのない花になれたとしても

遠く旅する星の王子さまを
ただ待ち続けた薔薇の孤独


ともに生きた記憶
ありふれた日常の
なにげない語らい中にあった幸せ


大切なものは記憶の中に。

夜空に輝く星の数ほどに。

咲きほこる薔薇の 花びらの中に。


星の王子さま―オリジナル版星の王子さま―オリジナル版
著者:サン=テグジュペリ
販売元:岩波書店
発売日:2000-03
おすすめ度:5.0
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*****
たったひとつの花はそのとき

『「あたくし,ばかでした」と,花は,やっと,王子さまに言いました。
「ごめんなさい。おしあわせでね・・・・・」』

と言いました。
花の真心、精一杯の優しさと愛情、そして花の誇りを
私は感じるのです。

「かんじんなことは,目には見えない。」
その言葉の意味を私たちは人生という長い旅路のなかで
遠く星を旅するように探し続けます。

『<この王子さまの寝顔を見ると,
ぼくは涙のでるほどうれしいんだが,
 それも,この王子さまが,
一輪の花をいつまでも忘れずにいるからなんだ。・・・>』

その言葉がとても心に沁みます。
そしてその意味がやっと実感できる自分になれつつあります。
切なさや 痛みを乗り越えて 
人として優しくなれ 誇れる自分になれるように思います。

星の王子さまを
いつもこの胸に。

野の花摘んで。

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野の花摘んで
春の中

この手いっぱい
春の中

すてきな花束
胸に抱き

幸せを今 かみしめよう。


何も何も変わらない。
幼い頃からなにひとつ。

ずっとずっと変わらない。

それがとてもうれしくて
お空見上げて深呼吸。

春に生まれて幸せだから。

春は春は私の中に。

愛もずっとこの胸に。

野の花摘んで
春の中

心にかわいい花束ひとつ。

****
花束は

れんげ
すみれ
つくし
ホトケノザ
たんぽぽ
菜の花
ぺんぺん草
クローバー

春の月

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1.美しい月の夜に
 闇に抱かれ

 遠く 夢見たあの日々
 思い出してる

 振り返れば優しい
 幸せな面影が揺れる

 静かに
 微笑んで
 今 さよならを言おう


 2.春の夢は 叶わぬ
 遠い約束

 振り返るその瞳は
 涙に濡れて

 愛を叫ぶこの声は
 闇に刺さる月の光


 静かに
 目を伏せて
 さようならと告げよう



人生 遠く旅して
いつか めぐり逢えたならば
陽の下で
思いきり抱きしめてあげたい



3.月灯り美しい
 春の夜は

 ひとり旅立つ明日の
 無事を祈ろう

 愛はいつかこの胸の
 闇を照らし輝くだろう

 静かに
 この胸が
 満たされる日を待とう

大切なことは。

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大切なことは
自分自身に嘘や偽りがないこと

誰にも言えないような
秘密をもたないこと

ありのままの自分を
自分が愛せることができたら

心が草原のように
ひろびろとして

どんな風が吹いても気持ちいいから

何も背負わないで
いつでも旅立てるように

心を軽くして
深呼吸して

春を感じて
今を生きよう

ミモザ

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ミモザ
早春の空に

黄色いぼんぼり
風に揺らす

すべてをもやして
生きてきたから

私の想いはミモザのように
青空にあふれだす

愛はいつまでも
変わらずにこの胸に。

優しい想いを
いっぱいに。

ミモザ 風に揺れ

思い出を誘う

あふれる想いは
春が受けとめてくれる。

見上げる空に
いっぱいの想い出。
Profile

のりえ

大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12

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