2011年08月

2011年08月19日

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旅の空で
羽を休める
わたしは鳩

旅の途中

しばらくここで
景色をながめて
休みたい

ひとりの空は
とても自由
どこで休んで
どこに行こうと
誰も 何も
叱りはしない

しばらくここで
毛づくろい
涼しい顔して
毛づくろい

だけど
だけど本当は

帰る場所が
わからない

迷子になってしまったわたし

迎えにきてね
待っているの


こんなところにいたの、
捜したよ、って
私を叱って
連れていって。

待っているの。

待っているから。


nori56jp1 at 01:40|PermalinkComments(0)人生について 

2011年08月11日

ごめんね

rose

ごめんね
いつも待たせてばかりで

ごめんね
帰りたくても
帰れないわたしで

この胸の中にはいつも
やさしい声が響く

待ってるよ、って
聴こえてる

ごめんね
ずっとずっと待たせたままで

きっときっと帰るから

手を振りながら
子供のように
顔をくちゃくちゃにして
走って行くから。

その胸に飛び込むから。


nori56jp1 at 09:00|PermalinkComments(0)めっせーじ 

2011年08月06日

八月

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朝顔
焼けつく陽ざし
草の匂い

耳鳴りのように 響き渡る
蝉しぐれ

時をとめて
立ち止まる季節

百日紅(さるすべり)
木槿(むくげ)
夾竹桃(きょうちくとう)

青空の下で見る 花火のよう

 「しゅるしゅる
  パーーン」

幼い日の記憶、呼び起こす。

見上げる空に入道雲

夕立ち


立ち止まって ずっとずっと
ながめていたあの日

この胸にいつも
鮮やかに甦る八月



nori56jp1 at 18:28|PermalinkComments(2)まとめ | 

2011年08月02日

女性

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女性は
人を愛するために生まれてきた

見返りも求めず
ただ愛し

祈り
抱きしめ
慈しむ

だからだから

女に生まれて本当によかった

惜しみなく愛を注ぐ
それだけに命かけて

それ以上のことを
求めない

無償の愛は女性から。

すべての命は女性から。

誇りにして生きたい。


nori56jp1 at 16:28|PermalinkComments(0)人生について