私は平和な中でないと生きられない

人と張り合うのは大の苦手
スポーツもしなかったせいか
競い合うことがとてもつらい

本能的に闘争心がある人もいるが
私にはそれがないのだ

私の母は
私に闘うことを教えなかった

争いごとをとても嫌う母は
ただ我慢することと
人を許すことを
いつも私に諭してきかせた

心の平和をなくすくらいなら
黙って引くことが自分を守る方法だった

それがよかったとは想わない

けれど小さい頃から培った性格はなかなか変わらない

ただ我慢することも身につかず
私はいまだにいつも守られて生きている

心の平和は自分を愛せるときに得られるもの。
自分自身の問題なのだ。