夕暮れの砂浜で
海を見ている

人影もない砂浜に
こわれた心ひとつ

目の前に広がる
海ほどの悲しみが
この胸にあったとしても

すべてを燃やして闘ったんだ。
もう
後悔はやめよう

悔しさも
涙も 足跡も
波が消してくれるだろう

かっこよくなんて生きなくてもいい
ありのままに
この心に正直に
すべてを賭けた日々が
そこにあればいい

泣きたい時は
いっぱい涙を流せばいい

砂まみれの 涙で震える自分こそが
ありのままの姿なのだから。

そしてすべてを乗り越えて
明日へと向かおう。

大きな海から
スタートしよう。

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これは私が
「砂浜で」を聴いて
感じるイメージです。

傷ついた心にとても優しい一曲。
ありのままの自分を
うけとめられる優しさです。

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「砂浜で」
歌:野口五郎
作詩:藤公之介
作・編曲:東海林修

「青春すべてを燃やして敗れた
 あした夜明けが来る前に
 泣くだけ泣けよ
 いつしか 満ち潮が足元濡らしてた
 それでも若者は 去ろうとしなかった
 若くてしなやかな からだを投げ出して
 こぶしで砂の上 たたいて泣いていた」
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人生の上では
敗れることも大切なのです。
乗り越える力は
人を成長させます。
泣くことも大切なのです。
「砂浜で」