4ea4fc56.jpg

草の上に すわり
春風に吹かれながら
夢中で 花を編んだ
幼い日々は

目に映るものすべてが
優しくて
たくさんの夢を
この心に描いた

眩しい陽ざし
土のぬくもり
ひんやりとした草のうえで

見上げる空は
どこまでも青く澄み渡ってた


神さまはどうして
これほどまでの悲しみを
私に与え続けなければならなかったの


生きることの
悲しみなど
何も知らなかった
あの頃に

記憶をすべて消して・・・
もう一度戻って

もう一度
悲しみのない
再びの人生を。