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幾度と季節を越えて
今年で8度目の春

吹雪に閉ざされて
うずくまる日も

荒れ狂う嵐の中で
歯を食いしばる日も

過ぎてみれば
すべては
心を楽にするための
神さまのご慈悲

乗り越えた誇り
貫いた想い

8年の重みが
私を支えてくれる

毎年そばで咲いてくれた
ヒヤシンス
芳しく美しく

人もまた色とりどりの
美しい花のように

私のそばで
私に笑顔と誇りをくれる

これほどまでに
心満たされる
静かな春が来るなんて

ヒヤシンスは喜びの花

微笑んで ただ 見つめる