
この人生は自分の責任だから
ひとのせいにするほど
私は誇りのない人間ではないし
ひとの人生に
私のせいだと言われるほどに
影響をあたえられる人間でもないから
傷つきもしないし
傷つけもしない
思い出に残るようで残らない
けれど それでいい
鮮やかに残らなくていいの
思い出せそうで思い出せない
やがて記憶が闇に飲み込まれることを
私は静かに待っている
忘れ去られることを待っている
言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。
のりえ
大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12
誰ひとりとして同じ人間はいないのですね。でも もしかして違っていても 何かしら同じ思いを持っている人同士が集うのではないのでしょうかなと。
人間のこころの中にも、きっとあるだろう光と影を、みんな、程よい調和を保ちながらブランコを濃いでいるように感じます。
「傷つきもしないし 傷つけもしない」
本当にそう思います。けれど易しそうで難しくも有りますね。一生、勉強です。
「出会ひ」吉原幸子より
みじかい旅の列車 気がつくと 本も読まず 暮れてゆく空もみず ぼんやりと
わたしの眺めているのは 《にんげん》という 風景だ
ひとりひとりの 顔のしたの顔 きのふと あした 服のしたの体温 中略
あなたもさう たくさんの たくさんのじかんのじかんのなかの たくさんの たくさんのばしょのなかで いま ここに いるのね 中略
ひとりひとりの くらし こころ 愛
のりえさんの詩を読み
この詩を想いました。