三月は
「卒業」という
人生の節目のとき。

「もう行きなさい」と、
誰かが背中を押している。

「いつまでも
ここに留まってはいけません」
耳元で繰り返し声がする。

しがみついていたいけれど、
もう旅立ちの時が来たのですね。

別れはきっと
自分の歩くべき道を示すもの。

新しい扉を開くための
「卒業」という 通過点。

だからもう
歩きだすことにしましょう。

青空と
春の光が見送る道を。

この想いは
春風に託して。

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