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桜吹雪に憧れて
いつも桜の木の下で
風に舞う花びらを受けとめた。

潔く、美しく散る桜は
生きるお手本だから

いつも私も桜のように、
潔くと願った。

つらいことが多かった。
けれど必死でしがみついていた。

はじめからすべてわかっていたのに、
なかなかこの心は頷かなかった。

けれどやっと、

やっと今

すべてを悟り
この心が頷いて

新しい扉を開こうとしている。

この心にやっと
憧れの桜吹雪。

前も見えないほどの
嵐のような桜吹雪。



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写真は今年の岩国・錦帯橋の桜です。
今年は桜吹雪の中に立てました。