
秋の中
空を見上げる
彼岸花のそばに立つ
お彼岸に
突然真っ赤に咲いて
わたしを問いつめる
帰らなくていいの?
あなたの帰る場所は何処なの?と。
知らんふりして生きてきた
笑うことも
泣くこともしたくなかった
人生に起こることの意味など
もう考えたくもなかった
そんなわたしに
真っ赤に咲いた彼岸花が
問いかける
わたしは
秋の空に助けを求めるように
彼岸花のそばで
空を見上げる
言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。
のりえ
大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12