
赤い月
見上げた
あたしは 夜の闇はこわくない
だけど
だけど月がこわい
あたしの悲しみなんて
ほんの小さなことなの
真実なんて
傷を深めるだけ
あたしは力尽きて
闇の中で
息をひそめていたいのに
赤い月が
あたしを連れ出す
怪しい光に操られるように
あたしは 月明かりの下に立つ
赤い月
もういいのよ
あたしのかわりに
泣かないで。
言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。
のりえ
大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12