
沈む夕陽を見送るように
夢を見送る時もある。
欲しくてたまらなかったものが
手に入らなかったのは
ほんとうは
掴めなかったからでなく、
自分で掴まなかったから。
すべては 心次第で決まるもの。
見送る夢は 夕陽と同じ。
この空を鮮やかに染めながら
美しく消えてゆく。
それでも
こうして生きていられるのは
また明日になれば何かが変わって、
見送り続けた夢を
この手で掴める日が来るかもしれないと、
希望を持っているから。
祈りの中で
いつかきっと、と
人は夕陽を見送っている。

言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。
のりえ
大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12