「運気に逆らわない。」 

私は今年は とにかく真面目に生きたと思っています。

私の真面目、という定義は、
自分のやりたいようにやらず、好きなように動かず、
新しいことを始めず、おもしろいことに飛びつかず、
現状維持に心掛け、慎ましく生き、
常に自粛して 周りの人に合わせて行動する、ということを言います。

私は 今年は それを実行した年だったと思っています。
去年は何をやっても上手くいき、ご褒美いっぱいの一年でした。
その調子で今年も動いていたのですが
途中で 運気が低迷していることに気づきました。

それからは 神社通いと
あとは とにかく真面目に、
静かに動くことを心がけました。

色々と経験して思ったのですが
あまりにも幸せなことが起きる時は
またその逆へのスイッチを押した時だと自覚しないといけません。

強い光を浴びるときは
同時に闇を抱えてしまっている、ということを
こうして長く生きていれば知ることとなります。

案外人生は 誰に対しても平等なのだと感じます。

何もない、ということは
ある意味とても幸せな状態ということなのです。

私の今年の一文字を考えますと
「外」
この一文字です。

今年は 一時期 何度も顎が外れるというアクシデントもありました。
生きていると 信じられないことも起きます。
何度も病院に飛び込みました。

宝くじを買い続けましたが外れました。

そして「外される」、ということも経験し、

自粛の日々でしたので
蚊帳の外、という気分もありました。

自分の想いから外れて とにかく真面目に生きましたが
厳しいことばかりが起こる一年でした。

けれど すべては 自分の起した行動の結果が出ているのです。
そのことを胆に銘じたいと思います。
だから 伝えたいこともありましたが
ぐっと 呑み込みました。

私が 私自身を満たせないのに
他人まで満たすことはできません。
すべては 自分自身。
責任はすべて自分にあります。

それでも病気もせず、
家庭と仕事は平穏でした。
それだけでも感謝しなくては、と思います。

来年は楽しい年にしたいです。

しくじっても 許してもらえる自分になれますように。

来年は 少し肩の力を抜いていきましようか。
(2016.12.19)