「目に見えないものを。」 

2018年の漢字は「災」だそうですが
こんな言葉が今年の漢字になるなんて ほんとうに悲しいことだと感じます。
それほどに災害の多い一年だったので
試練の多い一年という印象があります。

来年年号も変わるとのことで
終わりの一年だったわけですが
私自身にとっても そのことを実感するような一年でした。

出逢いがあれば別れがあり
始まりがあれば終わりがある。

けれど終わりは 始まりでもある。

終わるからこそ わかることもある。
今になって わかったこともいっぱいある。

今年特に考えたことは
人が亡くなったあと 魂はどこに行くのだろう、ということです。

今年は 私は空を見上げることが多かったように思います。
青空のはるか彼方に微笑む人がいてくれる。

もしかしたら そばにいてくれるのかもしれない。

目には見えないけれど 感じるものを大事にしたい。

残りの人生、誇り高く胸を張って
優しく生きていけたらと 考える日々です。


(2018.12.16)