花
2022年04月12日00:31明るいうちに学ぶ
2021年06月30日15:47生け花
2021年06月16日11:23センパフローレンスのハンギング
2021年06月10日09:57久々のお稽古
2018年06月10日15:32白い紫陽花
2018年05月14日17:01薔薇の回廊
2018年04月05日10:09ハナニラ
2016年12月04日19:59やさしい花
2015年06月25日00:25自分の色
2015年05月25日17:18かたばみの夢は。

やさしい五月に咲く
むらさきかたばみ
今年も咲いて
そばにいるよ、と 微笑んでいる。
むらさきかたばみは
幼い日のわたし。
ただ
母の帰りを待ちわびて
母のそばにいることが
すべてだったわたし。
母の帰りを待ちながら
頭の中で描く物語は
どこまでも果てしなく広がり
わたしの理想は
現実から遠のいた。
いつしかひとりですごす時間が
わたしを満すようになっていった。
大人になって
もしかしたら
わたしも夢が持てるかも・・・と思った。
だけどそれは
子供の頃からのクセで
夢を描こうとすればするほど
現実から離れていってしまう。
形に出来る夢など
描けはしなかった。
静かに振り返る五月に
そっと寄り添う
むらさきかたばみ。
母のそばにいることが
すべてだったわたし。
幼い あの日のわたしを
映しだしてくれる花。
何も変わらないこと
おしえてくれる花。
2015年03月28日12:08春はミモザ。
2015年03月10日08:59花は枯れるから。
2014年09月08日01:34ふたつの朝顔
2014年07月28日23:30胸に飾る
2014年07月22日09:55花の想い出
2014年06月18日16:43白い紫陽花
2014年06月16日10:23菖蒲
2014年06月05日09:18雨の日の紫陽花
2014年06月02日09:49薔薇のアーチ
2014年05月25日00:55薔薇の悲しみ
2014年05月15日12:02ジャスミン
2014年04月29日11:23苦しみや悲しみを。
2014年04月28日17:02また薔薇の季節
2014年04月25日13:02牡丹の言葉。

迷わずに
誇りを持って咲くのです。
この世で一番
どの花が美しいかなど
そんなこと どうでもいいことなのです。
私という花を
ただ懸命に
今という瞬間に
春という季節の中で
胸を張り
ひたすらに咲けばこそ、
人は私を見て
美しい、というのです。
迷う貴女に
私がこうして
示せることは
ただひたすらに
私らしい花を
咲かせる姿を見せること。
貴女は言葉もなく
私の前に立ちつくし
身動きもとれないのは
この想いを
受けとめたからでしょう。
しっかりと
自分らしく咲くのです。
ただ それだけなのですよ。
***
写真は庭に咲いた牡丹です。
去年植えた苗が 今年見事に花開きました。
ただただ感激です。
2014年04月24日09:25風さん。
2014年04月22日00:05もうすこしだけ。
2014年04月12日00:46あなたとわたし

似ても似つかぬあなたとわたし。
とても合うようには見えないけれど、
並んでみると意外に似合う。
こうでないといけない、と
頑ななあなたは
そばにより添うわたしを
ちらっと見ただけで知らんふりしたけど
あなたとわたしは
意外と似合う。
あなたにないものを
わたしはもっていて
わたしにないものを
あなたはもっているから。
わたしのそばで
あなたはいつも以上に姿勢を正し、
華やかに立つ。
そして
まっすぐなあなたのそばでは
私はとてもしなやかに。
あなたと私は
意外と似合う。
知らん顔しても
顔に出てる。
意外と似合う、と思ってる。
だからわたしも
黙ったままで
ぴったりと より添える。
写真はお勉強してきた生け花です。
小手毬は特に、私が心惹かれるお花です。
2014年04月06日00:00待ちぼうけ。
2014年03月25日10:34菜の花咲いて
2014年03月08日13:46スィートアリッサム
2012年06月03日01:12雨と紫陽花
2011年09月11日21:21ふうせんかずら
2011年06月27日14:04クチナシの花
2011年05月27日17:01ストロベリー・アイス
2011年04月30日23:59 れんげの花にうずもれて。
2010年10月26日10:08リリィ
2010年09月06日11:17百日紅(さるすべり)
2010年08月07日17:20ペチュニア
2010年07月13日10:25背を正し。
2010年06月30日17:26知っている
2010年06月26日21:06あじさいのように。
2010年06月23日00:55かたばみの記憶

むらさきかたばみ
遠い記憶。
ひっそりと
けれど気がつけは
いつもそばに。
優しい母さんの声がする
午後の庭に
野良犬が聞き耳を立てながら
昼寝する。
私はうれしくて
話しかけてながめる。
「今日は来てくれたのね。
朝はどこに行ってたの?
楽しいことがあったかな?
待ってたよ。」
野良犬は 安心したよ、と言うように
「ふーん」と鼻で大きく息をして
わが家のようにくつろいで
私の話を聴いている。
サッシを開け放ち
光差し込む静かな午後。
そんな庭の隅で
ひっそりとかわいい
むらさきかたばみ
静かに揺れて
おしゃべりな
わたしのお話聴いている。
かたばみもまた
安心したように。
幼いわたしの視線の中に
いつもあった
むらさきかたばみ
ちゃんといつもながめてた。
むらさきかたばみは
幸せな記憶。

2010年06月16日11:31あじさい
2010年05月31日16:56薔薇の花園
2010年03月20日23:14私は桜

命燃やして今年も咲いた
わたしは春の青空が恋しくて
今年も精一杯こうして咲いたの
去年の約束
「また君ときっと逢おう」と・・・
けれど
見上げる空に 青空はなく
貴方を覆う厚い雲
もう何日も曇り空
逢いたい貴方の姿は見えず
私は何日も待ち続けた
来る日も来る日も・・・
雲が立ち込める空の下では
私は雲と同じ白い色
人も私を見上げることもなく
足早に過ぎていく
あの日の約束忘れなかった
静かに貴方と語らいたかった
青空の下
見守られながら
はらはらと舞うことを夢みていたの
突然の雷
強い雨
私はまた次の年へと
望みをつないで
人知れず散っていく
いつの日か
大きな貴方にいだかれて
咲ける日を祈りながら・・・
貴方に逢えること
祈りながら・・・・
「きっと逢いましょう いつかまた」
2010年02月02日01:01喜びの花
2009年07月01日00:42カサブランカ