2016年11月24日

沈む夕陽を。

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沈む夕陽を見送るように
夢を見送る時もある。

欲しくてたまらなかったものが
手に入らなかったのは

ほんとうは
掴めなかったからでなく、
自分で掴まなかったから。

すべては 心次第で決まるもの。

見送る夢は 夕陽と同じ。

この空を鮮やかに染めながら
美しく消えてゆく。

それでも
こうして生きていられるのは

また明日になれば何かが変わって、
見送り続けた夢を
この手で掴める日が来るかもしれないと、
希望を持っているから。

祈りの中で
いつかきっと、と
人は夕陽を見送っている。
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2015年07月11日

海のそばで。

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夏を待ちきれなくて
海に走った。

水平線はこんなにも近く
あざやかに見えるけれど

きっと どこまでいっても
たどりつけない。

大きい海よ
晴れやかに

「すべてはみんな
小さなことさ」、って笑って。

海のそばで

ころころと転がって
砂まみれになって

横たわって空と波を見つめたら

私は何事もなかったかのように
また いつもの場所へと帰っていく。

涼しい顔で 夏を越えて行く。


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2015年01月09日

夕日

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ふと顔を上げて 窓の外を見た。

夕焼けに包まれた ピンク色の家並みに
思わず外に飛び出して 海まで走った。

 「間にあったね。待っていたよ。」
美しい夕日が
穏やかに私を迎えてくれる。

 「忙しかったの。ごめんなさい。」
心で夕日と語らう時間。
穏やかに満ちる時。

夕日に照らされて輝くさざ波。
優しい風景にほっとする。

日没まであとすこし。

沈む瞬間は見ないの。
だってさみしくなるから。

 「どうか私を見送ってね」
私は夕日に背を向けて歩き出す。

 「ありがとう。またあした。」
背中を押す声に 私は微笑むけれど
胸が熱くて泣きそうになってる。

 「また来るね。
  これからは もっといっぱい。」
歩きながら 私はつぶやくの。



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2014年05月23日

朝焼けの海

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朝焼けの海に
こぎ出す船が
静かに海を滑っていく

見渡す限り
うろこの雲は
新しい光で染められて

長い夜は
明けたのだと
私に告げている

さまよい続け
たどり着いたこの海

どこに向かうか
今はわからないけれど
光射すほうに
こぎ出してみたい。

ほんの一瞬の
鮮やかな朝焼けが

旅立ちの背中を押している。


****
写真は指宿のホテルで見た朝焼けです。
まだ5時前でした。
あっという間に消えてしまいました。
一瞬ですが 素晴らしい空でした。




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2014年04月10日

四月の海

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四月の海に
ひとり立つ

誰も来ない
四月の海

四月の海に
春を求めても

知らん顔して
波を打ちつける

「春なんてつまらない季節さ。
みんな桜に夢中だからね」

岩は黙って受けとめている。
もう少しの辛抱だと
岩は黙って耐えている。

白く広がる波しぶき

四月の海は
少しさみしい

強い風のせいにして
荒れている

忘れられたと思い
荒れている




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2011年07月24日

夕日と海。

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きれいだね
  夕日が
   海が。

やさしいね
  いつもかわらず
  そばにあって。

静かだね
  きっと海がお日さまに
 「おかえりなさい」って
  言っているのね。

だから
お日さまはうれしくて
こんなに優しく輝くのかな

今日あったこと
いっぱいいっぱい話してるかな。

思い出したこと
あれもこれも
話したくて夢中で。

 わたしも穏やかな海になって
 「おかえりなさい」を言いたい。

今日も笑顔で終われるね。

いつも 待っているからね。


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2011年07月16日

黄金色に染まる海で。

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静かな海を
黄金色に染めて
また一日が終わる

夕日と海と
ちいさなわたし

人生の悲しみも
切なさも
いつかこんな風に
黄金色に輝くでしょうか

美しい海は
すべてを鮮やかに映し

夕日は
すべてを美しく変えて
深い海に
哀しみも沈めてくれる

黄金色に輝く
光の中で

胸を抱く
わたし


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2011年07月15日

夕暮れの海

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誰もいない
夕暮れの海

時をとめて
海に向かう

満ちて溢れる
この想いに似て
波もまた満ちてくる。

問いかける
母なる海へ。

人生の意味を。

忘れがちな大切なものは
いつも目の前にある

いつもそばにあるから
気づかないのです、と

波の音に聴く
夕暮れの海。


nori56jp1 at 23:57|PermalinkComments(0)

2011年03月22日

海よ

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静かな海よ
静かな心よ

時は巻き戻せないけれど

どうか
穏やかな未来を
私たちに与えて

海に向かい
泣く人を増やさないで

うずくまり
震える場所にしないで

すべてを許し
どうか穏やかに

優しい海よ
平和な心よ

どうかもう一度
私たちに与えて



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2010年06月13日

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まぶしい海に
ひとり立つ

心を映す
穏やかな海よ

焼けた砂の上で
ひとり

静かに焦がれる
この胸の熱さを
この海に語ろう

生きてあふれる
想いのすべてを

ただ母なる海は
受けとめて

微笑むように
私を見つめる



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2010年05月16日

祝福

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穏やかな一日に
今日も感謝。

豊かに
静かに
一日が過ぎていきます。

黄金色に染まる海は
幸せな一日を祝福しているようです。

この胸を満たしてくれる
美しい夕日を

少女のように
夢にあふれながら
見つめられる幸せ。

「ありがとう」

思わずつぶやく一日の終わりに
美しい夕日。

心を映す静かな海です。


nori56jp1 at 02:36|PermalinkComments(0)

2010年05月05日

五月の海で。

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あなたと行こう
五月の海へ

光満ちた
穏やかな海へ

爽やかな風が吹く
まぶしい海は
光を集め きらきらと輝く

今はこうして
静かな海で。

ただぬくもりを感じて。



夢を語ろう
五月の海で

誰もいない
ふたりだけの海で

やっと訪れた
満たされる時間に

ともに生きてきた
喜びにあふれて。


時をとめて
ずっとこのまま。




nori56jp1 at 23:56|PermalinkComments(0)

2009年07月20日

海へ

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どこまでも続く
この砂浜に
私は何を残せるだろう

寄せて引く波は
とても穏やかに

けれど
すべてを消していく

毎日毎日
この砂浜に
私がとんなに足跡を残したとしても

波は静かに消していく

私はそれが悲しくて
子供のように
ぺたぺたと砂浜を歩く

そんな私を
海は見ている

今日もまた
何もなかったかのように

海は私を迎えてくれる

静かに静かに迎えてくれる




nori56jp1 at 01:50|PermalinkComments(0)

2008年04月23日

波音を聴きながら。


静かな海に
一人立つ

波の音が
ただ響く

美しい砂浜よ

穏やかな海よ

あふれる想いを
どうか受けとめて。

すべては
寄せかえす波の
消えゆく泡のように

すべて何もなかったかのように
消し去ってほしい。

ここからまた
ひとりで歩き出すから。


だけど穏やかな海は
静かに語りかける

「何も消し去ることはない。
 すべてあなたの一部なのだから。」

私は波の声を聴くように
ただ海を見つめる。

すべての想いはこの海に。
すべての悲しみもこの海に。
すべての罪もこの海に。

そして私は生きていく。

nori56jp1 at 13:55|PermalinkComments(2)

2007年08月26日

結末

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ただ海に憧れて
海のこわさも知らず

初めて海の前に立つ少女のように

はしゃいでいるうち
波にのまれ私は深い海の中へ

物語の結末はいつも
その想いが純粋であればあるほどに
悲劇へと導かれる

たとえば私が人魚であるならぱ
それも美しいけれど。

たとえ私が海の泡になろうと
本当は
かまわないけれど。

それで消えていければ
それもいいけれど。

nori56jp1 at 16:37|PermalinkComments(0)

2006年04月28日

海で

いつも海の見える場所ですごしている
海はいつも目の前にあって
水平線をながめることも
いつか当たり前になっていた

がむしゃらに駆ける日々は
すべてを当たり前に変えていく

今日は 海に行こうと思った

ハイヒールも脱ぎすてて 波打ち際へと走る
途中でころんで砂だらけになっても
うれしくて笑える自分がそこにいる

おすまし顔などする必要もない

「ずっと海に来たかった・・・」

穏やかな海は青空を映して
しずかに波の音だけが響く

誰もいない海で
まぶしさをひとりじめしたい

ずっとさみしかった
でも
さみしすぎて来れなかった

「待っていたよ」
優しい声が聴こえた気がした

見上げる青空に飛行機雲
まるですべてが絵を見てるよう

待っていてくれたのね・・

海と向き合う静かな時間
わたしが私に戻れる時間

nori56jp1 at 12:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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