海
2022年10月02日
2021年06月30日
2018年10月23日
秋の海

海は
わたしのものではないけれど
わたしの孤独を満たしてくれる
誰にも言えない
秘密の話も
波音で他に聞こえないようにして
優しくそばで 聴いていてくれる
秋は
海が恋しい
秘密の打ち明け話を
聴いてほしくなる
秋の海
nori56jp1 at 15:04|Permalink│Comments(0)
2018年02月21日
波打つ海に。

波打つ海にひとり立つ。
今は泣かない。
泣くものか。
私は泣いてる場合じゃないんだ。
そう思いながら
だんだんと表情を失くしていった。
だから今日は
海が見たいと思った。
波しぶきが
負けるな、と
私の涙を受けとめてくれた。
私だけが 立ちつくす海。
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2016年11月24日
2015年07月11日
2015年01月09日
夕日

ふと顔を上げて 窓の外を見た。
夕焼けに包まれた ピンク色の家並みに
思わず外に飛び出して 海まで走った。
「間にあったね。待っていたよ。」
美しい夕日が
穏やかに私を迎えてくれる。
「忙しかったの。ごめんなさい。」
心で夕日と語らう時間。
穏やかに満ちる時。
夕日に照らされて輝くさざ波。
優しい風景にほっとする。
日没まであとすこし。
沈む瞬間は見ないの。
だってさみしくなるから。
「どうか私を見送ってね」
私は夕日に背を向けて歩き出す。
「ありがとう。またあした。」
背中を押す声に 私は微笑むけれど
胸が熱くて泣きそうになってる。
「また来るね。
これからは もっといっぱい。」
歩きながら 私はつぶやくの。
2014年05月23日
2014年04月10日
2011年07月24日
夕日と海。

きれいだね
夕日が
海が。
やさしいね
いつもかわらず
そばにあって。
静かだね
きっと海がお日さまに
「おかえりなさい」って
言っているのね。
だから
お日さまはうれしくて
こんなに優しく輝くのかな
今日あったこと
いっぱいいっぱい話してるかな。
思い出したこと
あれもこれも
話したくて夢中で。
わたしも穏やかな海になって
「おかえりなさい」を言いたい。
今日も笑顔で終われるね。
いつも 待っているからね。
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2011年07月16日
黄金色に染まる海で。

静かな海を
黄金色に染めて
また一日が終わる
夕日と海と
ちいさなわたし
人生の悲しみも
切なさも
いつかこんな風に
黄金色に輝くでしょうか
美しい海は
すべてを鮮やかに映し
夕日は
すべてを美しく変えて
深い海に
哀しみも沈めてくれる
黄金色に輝く
光の中で
胸を抱く
わたし
nori56jp1 at 00:01|Permalink│Comments(2)
2011年07月15日
夕暮れの海

誰もいない
夕暮れの海
時をとめて
海に向かう
満ちて溢れる
この想いに似て
波もまた満ちてくる。
問いかける
母なる海へ。
人生の意味を。
忘れがちな大切なものは
いつも目の前にある
いつもそばにあるから
気づかないのです、と
波の音に聴く
夕暮れの海。
nori56jp1 at 23:57|Permalink│Comments(0)
2011年03月22日
海よ

静かな海よ
静かな心よ
時は巻き戻せないけれど
どうか
穏やかな未来を
私たちに与えて
海に向かい
泣く人を増やさないで
うずくまり
震える場所にしないで
すべてを許し
どうか穏やかに
優しい海よ
平和な心よ
どうかもう一度
私たちに与えて
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2010年06月13日
海

まぶしい海に
ひとり立つ
心を映す
穏やかな海よ
焼けた砂の上で
ひとり
静かに焦がれる
この胸の熱さを
この海に語ろう
生きてあふれる
想いのすべてを
ただ母なる海は
受けとめて
微笑むように
私を見つめる
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2010年05月16日
祝福

穏やかな一日に
今日も感謝。
豊かに
静かに
一日が過ぎていきます。
黄金色に染まる海は
幸せな一日を祝福しているようです。
この胸を満たしてくれる
美しい夕日を
少女のように
夢にあふれながら
見つめられる幸せ。
「ありがとう」
思わずつぶやく一日の終わりに
美しい夕日。
心を映す静かな海です。
nori56jp1 at 02:36|Permalink│Comments(0)
2010年05月05日
五月の海で。

あなたと行こう
五月の海へ
光満ちた
穏やかな海へ
爽やかな風が吹く
まぶしい海は
光を集め きらきらと輝く
今はこうして
静かな海で。
ただぬくもりを感じて。
夢を語ろう
五月の海で
誰もいない
ふたりだけの海で
やっと訪れた
満たされる時間に
ともに生きてきた
喜びにあふれて。
時をとめて
ずっとこのまま。
nori56jp1 at 23:56|Permalink│Comments(0)
2009年07月20日
海へ

どこまでも続く
この砂浜に
私は何を残せるだろう
寄せて引く波は
とても穏やかに
けれど
すべてを消していく
毎日毎日
この砂浜に
私がとんなに足跡を残したとしても
波は静かに消していく
私はそれが悲しくて
子供のように
ぺたぺたと砂浜を歩く
そんな私を
海は見ている
今日もまた
何もなかったかのように
海は私を迎えてくれる
静かに静かに迎えてくれる
nori56jp1 at 01:50|Permalink│Comments(0)
2008年04月23日
波音を聴きながら。
静かな海に
一人立つ
波の音が
ただ響く
美しい砂浜よ
穏やかな海よ
あふれる想いを
どうか受けとめて。
すべては
寄せかえす波の
消えゆく泡のように
すべて何もなかったかのように
消し去ってほしい。
ここからまた
ひとりで歩き出すから。
だけど穏やかな海は
静かに語りかける
「何も消し去ることはない。
すべてあなたの一部なのだから。」
私は波の声を聴くように
ただ海を見つめる。
すべての想いはこの海に。
すべての悲しみもこの海に。
すべての罪もこの海に。
そして私は生きていく。
nori56jp1 at 13:55|Permalink│Comments(2)
2007年08月26日
結末
ただ海に憧れて
海のこわさも知らず
初めて海の前に立つ少女のように
はしゃいでいるうち
波にのまれ私は深い海の中へ
物語の結末はいつも
その想いが純粋であればあるほどに
悲劇へと導かれる
たとえば私が人魚であるならぱ
それも美しいけれど。
たとえ私が海の泡になろうと
本当は
かまわないけれど。
それで消えていければ
それもいいけれど。
nori56jp1 at 16:37|Permalink│Comments(0)
2006年04月28日
海で
いつも海の見える場所ですごしている
海はいつも目の前にあって
水平線をながめることも
いつか当たり前になっていた
がむしゃらに駆ける日々は
すべてを当たり前に変えていく
今日は 海に行こうと思った
ハイヒールも脱ぎすてて 波打ち際へと走る
途中でころんで砂だらけになっても
うれしくて笑える自分がそこにいる
おすまし顔などする必要もない
「ずっと海に来たかった・・・」
穏やかな海は青空を映して
しずかに波の音だけが響く
誰もいない海で
まぶしさをひとりじめしたい
ずっとさみしかった
でも
さみしすぎて来れなかった
「待っていたよ」
優しい声が聴こえた気がした
見上げる青空に飛行機雲
まるですべてが絵を見てるよう
待っていてくれたのね・・
海と向き合う静かな時間
わたしが私に戻れる時間
海はいつも目の前にあって
水平線をながめることも
いつか当たり前になっていた
がむしゃらに駆ける日々は
すべてを当たり前に変えていく
今日は 海に行こうと思った
ハイヒールも脱ぎすてて 波打ち際へと走る
途中でころんで砂だらけになっても
うれしくて笑える自分がそこにいる
おすまし顔などする必要もない
「ずっと海に来たかった・・・」
穏やかな海は青空を映して
しずかに波の音だけが響く
誰もいない海で
まぶしさをひとりじめしたい
ずっとさみしかった
でも
さみしすぎて来れなかった
「待っていたよ」
優しい声が聴こえた気がした
見上げる青空に飛行機雲
まるですべてが絵を見てるよう
待っていてくれたのね・・
海と向き合う静かな時間
わたしが私に戻れる時間