2017年06月09日

ストロベリームーン

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ストロベリームーン
赤く輝く

遠ざければ遠ざけるほど
鮮やかに甦る記憶

人は誰も孤独の中で
自分だけの記憶と向き合う

ストロベリームーン
それは

私だけの
甘い記憶




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2014年10月09日

赤い月

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赤い月 
見上げた

あたしは 夜の闇はこわくない

だけど
だけど月がこわい

あたしの悲しみなんて
ほんの小さなことなの

真実なんて
傷を深めるだけ

あたしは力尽きて
闇の中で
息をひそめていたいのに

赤い月が 
あたしを連れ出す

怪しい光に操られるように
あたしは 月明かりの下に立つ

赤い月
もういいのよ

あたしのかわりに
泣かないで。


nori56jp1 at 01:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年06月14日

闇と光

本当にこわいのは
闇ではない

闇も
目をこらして見つめるためには
必要なもの

研ぎ澄まされた感覚を
呼び戻す。

安らぎさえも与えてくれる。

本当にこわいのは

闇に現れる光。

その正体を見極めずに
思わず飛びつく

自分自身。
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nori56jp1 at 15:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年06月13日

満月の夜は。

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満月の夜は
気をつけて。

闇に閉じ込めた記憶、
語ることのない想い出、
胸の奥に押し込めても

月の光
奥深く
光を注ぐ。

満月の夜は
気をつけて。

閉ざした扉、
開けないで。

結んだ口を
開かぬように。


nori56jp1 at 18:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年05月18日

月明かり

旅の空の下では
自分の帰りたい場所がわかる

見知らぬ場所でも
月は変わらずに姿を現し
空から微笑む

そしてその場所を
そっと照らし
教えてくれる

人はきっと

自分の帰りたい場所が知りたくて
旅をするのだろう
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***
写真は博多で見上げた十五夜です。


nori56jp1 at 00:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年05月13日

振り向けば。

振り向けば十三夜の月。
離れがたき まぶしき光。

背を向け歩く哀しさ、
髪を引かれ引き返すとも
この指先は
月に届くこともなし。

さらに満ちる月、
この胸よりこぼれゆくけれど

強き光、
見上げる空に変わりなく輝く。

振り向けば十三夜の月。

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2013年09月27日

今夜は君と。

今夜は君と並んで歩こう。

少しだけ待ったけれど
今夜の君は
特別にきれいだ。

夜の闇が 僕たちを包んでも、
闇の中輝く 
美しい君に僕は はっとする。


孤独も僕は好きなんだ。

だって誰も
僕を縛りはしない。

孤独と自由は背中合わせなんだよ。

ひとりの時間も
僕には宝物さ。

だけど今夜は
君に逢いたかったんだ。

おしゃべりな僕に
つきあってくれてありがとう。

すこし歩くペースが速かったかな?
僕に合わせてくれてうれしかったよ。

なにしろ君が忙しそうだからさ。

また 会えるかな?
こんな風に。

もう時間だね。
今日はありがとう。

ずっと手を振りながら
帰ってもいいかな。

今日はそんな
自分でいたいんだ。

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nori56jp1 at 16:11|PermalinkComments(0)

2013年01月17日

三日月の語り

今夜は君の
涙の受け皿になろう

闇を照らすほどの灯りもないし
たくさんの涙を受けられるほどの
深さもない僕だけれど

君はもう
そんなに流し続ける涙もないだろう

きっと君は目の前の現実を
心が認められなくて

目を塞ぎ
耳を塞ぎ
無表情になって
気づかぬふりをしていた

だけど君は
もう前に進むんだ

夜の中で僕を見上げる
その瞳に涙はあったが
本当は君は
涙は流し尽くしたあとだろう

今夜は君の
涙の受け皿になろう

気づいたその真実を見つめ
しっかりと前に進むんだ

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nori56jp1 at 09:02|PermalinkComments(2)

2011年10月13日

満月

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静かに満ちる
この想いは
遠く見上げる
月の満ち欠けに似て

この胸の空
満天の月で満たす

にじむ満月
闇の中を
隅々まで照らし

見えない力に
導かれる

気がつけば
いつも満月

すべては最初から
決められていること

私も自然の中の一部

与えられた命

ありのままに
生きていく

nori56jp1 at 17:15|PermalinkComments(0)

2011年05月18日

満月とわたし

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ただ
月あかりめざし
進むわたしに

注がれる月のしずく。

満月が見てる
ひとりぼっちのわたしを。


手をさしのべて
追いかけても
届くはずもない

なのに
月は見てる
瞬きもせず

こんな小さな
ひとりぼっちのわたしを。

大きな宇宙の中の
満月とわたし。

心の闇に注がれる光。



nori56jp1 at 01:28|PermalinkComments(0)

2010年09月24日

十六夜

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過ぎて悟りし まことのことは
何を語らん十六夜の月

われ見失う昨日の夢の
目もくらみける光の最中
信じるものは偽りの
儚き夢と今日は知れども

蒼き光 清らかに今
深き闇に注がれり

すべてを知りて
何も語らず
ただ
この胸の内に仕舞いて

いつか神のご慈悲のもとに
導かれることのみぞ願う

見上げる空に
十六夜の月



nori56jp1 at 01:54|PermalinkComments(0)

2008年09月14日

十五夜

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月は十五夜

高い空の彼方から
白い光
心の闇に注いで


夜は闇

すべてを消し去るように
真っ暗に
この心を包んで


ただ
一筋の光
受けとめるとき

尊い光に導かれるように
私はまた
生きていける

今夜は中秋の名月

月は満ち
そしてゆっくりと欠けていく

すべてあるがままに・・・

今このときの
十五夜の清い光
この胸にうけとめよう

そしてただ
美しく生きることを
私は願いたい

nori56jp1 at 21:11|PermalinkComments(0)

2007年10月23日

十三夜

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美しき月 
はるか頭上に昇りて

特別な十三夜の夜には
菊の花ちりばめし着物に
身体をつつみてひとり眺むる

金木犀の甘ひ香り
風が運びて
過ぎし日々をいざなふ

そっと
うなじに手を当てて
愛しき人の名を呼べば

この胸に注がれし月の光
ただ悲しみを照らす

あの日から心に響く鐘の音
耳を塞ぎても消ゆることなく

ただ一点に集まりし光の中で
思ひ出は緋色に染まりし。

月あかりの中
紅さす薬指は
この胸の熱き想ひを知りて

いつか遠く記憶の彼方に
すべてを閉じ込むることのみを願ふ

こんな十三夜の夜には。

nori56jp1 at 00:04|PermalinkComments(0)

2006年01月15日

満月の夜に

夜はいつも孤独を連れてくるけれど
孤独な夜も私は好き

月の光は心の闇を照らし
忘れようとしていた過去を甦らせるけれど

今夜は静かに想い出と向かいあいましょう

孤独も満たしてくれる月の光
ひとり星空の下で
流れる雲を見ている

遠く旅して
私はここにいるの

自分の心に正直に生きてきた
嘘なんてなかった

たとえいつ消えても
私は決して後悔なんてしないでしょう

月の光は知ってる
このさみしさも切なさも。

今夜は
ひとりじめしたまま・・
包まれたままで。

満月の夜に。


nori56jp1 at 00:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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