のりえの音楽の輪・別館

言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。

桜の中に。

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桜舞う中
たしかに私の名を呼ぶ声を聴いたの。

うれしくて
私は空を見上げた。

ありがとう。
忘れずにいてくれたのね。

美しい桜吹雪に包まれた記憶は
いつまでもこの胸の中に。

涙も悲しみも吹き飛ばして
すべては桜の花びらの中に。

いつまでも大切に抱きしめるから。

だからわたしは
前を向いて歩いていける。

歩いていけるの。

なんのために。

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命短し、桜の花は
一瞬に咲いて散る。

私は花にきいてみたいことがある。

桜の花は 花びらを 
待ち望む人のために咲くの?

桜の花は 青空に 
微笑むために咲くの?

桜の花は 雨と 
語らうために咲くの?

桜の花は 風に 
散らされるために咲くの?

花は答えてはくれないけれど
私は今 こう思う。

桜の花は 春という
季節に抱かれるために
こうして ひたすら咲くのですね。

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桜の花は

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桜の花は 優しくて

桜の花は 儚くて

だけど 誇りに満ちている


わたしは 

小さなこの空を

桜の花でいっぱいにして

花びら舞う中を 歩きたい


桜の花は この悲しみも

遥か彼方に遠ざける


桜の花は 


押しよせる憂いから

わたしを守る

花びらの防壁


四月の空に。

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四月の空に
桜が咲けば

雨が降る

咲いても咲いても
雨が降る

桜はいつも
青空が恋しい

待ちわびて
待ちわびて

雨に打たれながらも
懸命に咲く

青空に包まれて
自分が輝けること

いつも夢に見て咲いている

桜は
青空に逢いたくて

雨の中も

今年こそはと 
咲いている



水辺の桜

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流れる水面に姿を映し

歓び跳ねる 花てまりかな。


****
写真はみずきさんの写真で
「春の小川」です。
素敵な写真を拝見し
イメージが湧きました。

桜が咲けば。

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桜が咲けば
強い風が吹き
雨を誘う。

来る日も来る日も雨ばかり。

待ちわびた
桜の花は
雨と風で散らされて、

儚い夢さえ見れないままに
桜の季節が去っていく。

青空の下で
桜の花が見たかった。

穏やかな春を
ながめていたかった、と

うなだれる足元に

どこまでも続く
桜の花びらのカーペット。

最後まで私を満たす、
桜からのプレゼント。
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***
今年も錦帯橋の桜を見にいってきました。

八重桜

八重桜

色鮮やかに
春告げて

空に捧げる
花手毬

靖国神社の桜


***
写真はひろこさん撮影の
「靖国神社の桜」です。
ありがとうございます。

桜吹雪

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桜吹雪に憧れて
いつも桜の木の下で
風に舞う花びらを受けとめた。

潔く、美しく散る桜は
生きるお手本だから

いつも私も桜のように、
潔くと願った。

つらいことが多かった。
けれど必死でしがみついていた。

はじめからすべてわかっていたのに、
なかなかこの心は頷かなかった。

けれどやっと、

やっと今

すべてを悟り
この心が頷いて

新しい扉を開こうとしている。

この心にやっと
憧れの桜吹雪。

前も見えないほどの
嵐のような桜吹雪。



***
写真は今年の岩国・錦帯橋の桜です。
今年は桜吹雪の中に立てました。

桜色

桜の咲く季節には
すべてが桜色に染まって見える

淡い優しい桜色が
春を包んで

なにもかも
桜色に変わる

わたしの心も桜色に染まり
幼いあの日の少女のように
すべてを見つめる

優しい気持ちが
満ちてくる

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***
写真は私が編んだレースのドイリーです。
品の良い優しい雰囲気に仕上がりました。

風の中で。

桜の花びら舞う
強い風の中で

わたしは空を見上げた

さらさらと音をさせ
花びらは散っていく

さくら
さくらよ

この身も同じ

風が吹けば
散りゆく命

しがみつくこともできず・・・・

せめて
最後は潔く。

美しく風に舞わせて。
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桜咲けば。

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桜咲けば
空を見上げて歩く

見上げれは
目に沁みる
淡いやさしい桜色

春はさみしい
ただひとりで見上げる空に

桜が咲くから
生きてこれた

今年もここで
この胸に

桜にコサージュつけてもらえたら

見送るひともないこの場所から
ただひとり旅立てる

見上げた空を。

立ちどまる春の中、
見上げた空を桜が埋める

からっぽになった
この心を
桜の花が埋めつくす

  もうこれ以上
  無理だと思った

  桜の咲く春だから
  思いきれる気がした

  あきらめたのではなくて
  燃えつきたの

桜の花は知っているのね
春という季節の悲しさを・・・

だからこんなにも
懸命に咲くの

そして強い風が吹いて
桜吹雪で埋めつくされたら

私も心を決めて
前に進もう
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散るも散らぬも。

いま このときに
精一杯咲けたなら

あとはもう風まかせ

にぎやかな
宴の場所で散るのも桜

誰も来ぬ
静寂の中で散るのも桜

ただこのときに咲いて

散るも散らぬも風まかせ

この春に
この瞬間に

ただ花は咲く

花にとっては
ただそれだけのこと。
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***
今年の錦帯橋の桜です。

ふたたびの。

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ふたたび
美しく咲くために
桜の花は
潔く散りゆく。

ふたたびの
約束があればこそ
その一瞬にすべてを賭ける。

交わした契り
ただ信じて。

花びらを敷きつめたその下に
思い出を閉じこめて

すべてを美しく変えて
静かに旅立とう。

ふたたびの
夢を信じて。

いつか
幸せな結末を
迎えるために。


*******
写真の桜は よしさん のお写真です。
本当に美しい憧れの桜の絨毯です。
すてきな写真 ありがとうございます。

青空

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風が吹いて
花を散らし
さぁ旅立ちなさいと
耳元でささやく。

桜吹雪の後は
まぶしい新緑の世界

美しいうちに散らすから
生まれ変わる力になると・・・。

何度も繰り返す
出逢いと別れに

涙はこぼれるけれど
変わらぬものを信じよう。

今だけのもの
まためぐり来るもの

胸の熱さを信じて旅立とう。

見上げる空は
目に沁みる青。

大切にしてきたものを確かめて
ここから始めよう。

いつかまた
めぐり逢うために。
美しく生きるために。

目に沁みる青空が
祝福してくれるうちに。

未完成

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愛は
未完成のまま終わるから美しい

別れは
涙が枯れるほど泣けたことほど
ずっと忘れない

桜は
一番美しい瞬間(とき)に
無情の風に散らされるから

ひとはみな
人生を重ねる

未完成が
この胸に残る

追いかけても
届かない
この胸の痛みに耐えて

いつかまた
再びの夢を祈る

だから
桜の木の下で
思い切り泣かせて

桜吹雪の中
泣かせて

満開の花の下で。

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桜の花 四月の空をいっぱいにして
風誘う午後に

ただひとり
花びらの中立ちつくす

乱れ散る花びらは
生きている証し

この胸の傷口を防ぐように
花びらが注がれる


桜吹雪の中
泣いてしまいたい

やがて花びらに埋めつくされる
満開の花の下で。

「もしも桜が」

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もしも桜がお話しできたなら
もしも言い訳することができたなら
こう言うかもしれません。

「今年はとても悲しすぎて
私はとても咲けません。
    今年一年お休みさせてください。」

けれど桜はどんな時も
何も語らず
ただひたすらに
この一瞬に命燃やして
 美しい花を咲かせてくれる

みんなの心に 希望のぼんぼり

しみじみと 
春爛漫

「さらさら さらさら」

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さらさら さらさら
風に舞う

優しい春が
舞い降りる

涙をふいて
見上げた空に

さらさら さらさら
薄紅の

かわいいハートが
舞い降りる

 春がきたよ
 春がきたよ

 またもう一度
 歩き出せるよ

 花びらの絨毯
 あなたのために

 こうして
 こうして用意した

さらさら さらさら
あなたのために

優しい春をつれてきた

見上げる空に
花吹雪

さらさら さらさら
花吹雪

よろこびの季節

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青空に桜の花が
やさしくやさしく咲いている。

いろんなことを乗り越えて
やっぱりうれしい春が来たと
見上げる空に桜を探す

みんな待ちわびていた
このときを。

青空と桜の花の下に立つことを。

出逢いも別れも繰り返し
こうして今年も
桜の花を見上げる

美しく潔く
ただ咲きほこる花に
人はみな憧れて。

いつも望んでる
桜のように

美しく生きることを。
愛されて生きることを。


青空に桜の花が
誇らしげに咲いている

みんな深呼吸して
胸を張って歩き始める

桜咲く季節は
よろこびの季節

さくらふぶき

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さくらふぶき
4月の空に

さくらふぶき
この胸いっぱい

愛が
愛が
あふれる

きれいな花びら
舞い散る中で

わたしは
わたしは
生きている

両手をひろげて
私のなかで

しっかり
しっかり
だきしめよう

さくらふぶき
空いっぱいに

満ちあふれる
あしたへの希望

花びらの道

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春の風吹き荒れて
桜の花びらを散らす

花びらは舞い落ちて
舞い上がり
最後まで美しく潔い

今年も桜の花びらを敷きつめた道
花びら舞い落ちる道を
空を見上げながら歩く

時は流れ
人も
心も
変わっていくけれど

変わらないものに感謝しよう

変わるものと
変わらないもの

すべては無常に流れていくけれど
この心は変えずにいたい。

そして来年もまたこうして
桜の花びら敷きつめた道を歩こう

来年も穏かに
きっとこの場所で。

桜散る花びらの道は
約束の場所

今日の自分に
また逢える道

弥生の空に。

弥生の空に
待ちわびる

さくら吹雪を
待ちわびる

どんなにつらく
哀しいことも
さくらの花が呑みこんで
また新しい人生をと教えてくれる
潔く美しい人生をと教えてくれる

花びらの舞う中で
いつも空を見上げることに憧れる
一瞬の夢でも
夢を見れればそれも素晴らしい。

愛されたことも
愛したことも
すべてが想い出になったとしても
また さくら吹雪の中に立ちたい

すべてを美しい想い出に変えて
また歩き出せる

弥生の空に
待っている

さくら吹雪を
待っている

春なんだなぁ

一年ずっと待っていた
桜の花びら敷き詰めた道
うれしく歩こう

舞い落ちる花びらと
舞い上がる花びらと

包まれてとても幸せ

春なんだなぁ・・
今しみじみと

いろんなことを乗り越えて

桜の花びら色に
心も染めて

また前に進もう

春の中で。


満開の桜の花の下で

桜の花
この一瞬のために
すべてを賭けて

青空に薄紅色の花びら
すべてを燃やして

すべては
春のために
旅たちのために

そして別れのために

花吹雪の中
夢のように
私もきえていけたら・・・

決して消えない記憶になって
永遠にあなたの胸で
美しいままで・・・

さようならは
桜の花にたくして・・・
Profile

のりえ

大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12

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