夏
2015年07月27日
2014年08月12日
2014年07月30日
2014年07月02日
2011年08月06日
八月

朝顔
焼けつく陽ざし
草の匂い
耳鳴りのように 響き渡る
蝉しぐれ
時をとめて
立ち止まる季節
百日紅(さるすべり)
木槿(むくげ)
夾竹桃(きょうちくとう)
青空の下で見る 花火のよう
「しゅるしゅる
パーーン」
幼い日の記憶、呼び起こす。
見上げる空に入道雲
夕立ち
虹
立ち止まって ずっとずっと
ながめていたあの日
この胸にいつも
鮮やかに甦る八月
nori56jp1 at 18:28|Permalink│Comments(2)
2011年07月30日
夏の記憶

朝顔
水を撒いた匂い
ラジオ体操
ひとり待つ夏休み
サッシを開け放ち
縁側で見上げる
夏の太陽
百日紅
芙蓉の花が
はかなげに咲いて
入道雲もくもく
ながめてる夏休み
お母さんを待って
ひとりすごす一日
ただお母さんのそばにいたくて
やさしいお母さんの声に
心躍る夏休み
急に懐かしく思い出した
今日も電話で
お母さんの声を聴いたよ
お母さんがいてくれるから
なんでもがんばれる
一番うれしい記憶は
お母さんと過ごせた時間
いつもそばで
甘えたかった夏休み
仕事なんかしないで
ずっとそばにいてほしかった夏休み
nori56jp1 at 23:57|Permalink│Comments(0)
2011年07月09日
夏は来てしまった。

ただ にぎやかにしていたい
鮮やかな色を集めて
雨が降り続き
生温かい風が吹いていた
まだ雨の季節と思っていたのに。
突然 夏は来てしまった。
ジリジリと焦がす
夏の陽射しに
この胸も焼かれてしまいそう
ちょっと待って
ちょっと待って
負けそうな自分がいるから
強い色を集めて
にぎやかに花を飾る
花の陰に隠れて
もう少しだけ息をひそめて
今はこうしていたいの
物語を読んでいる
おとぎ話の世界
幸せな話ばかり
そして
夢は続いてる
小さな世界から
まだ私を連れ出さないで。
nori56jp1 at 11:46|Permalink│Comments(0)
2009年07月15日
残像

空が
空が
燃えている
夕焼けは
甦る記憶
押さえても
閉じこめても
それは大きな
光の塊となって
あふれ出している
この胸に焼きついた
強い 強い残像
この胸を焦がして
生きた記憶
いつまでも消えない
記憶という名の炎
nori56jp1 at 21:31|Permalink│Comments(2)
2008年07月31日
虹を見た

入道雲と
雷と
青空と
太陽と
不思議な空を見上げる先に
くっきりと鮮やかな虹を見た
燃える夏は
空の彼方で
激しくぶつかり合っている
熱すぎて熱すぎて
どうしようもなくて。
きっと
人の心もおんなじだから
あまり熱くならないで
決してぶつかりあわないで
もくもくと大きく広げないで
ばりばりと轟く音を立てないで
たとえ
美しい虹はそこになくても
静かな空が
私はいい
今の私の思うこと。
静かな心がほしいから。
nori56jp1 at 20:01|Permalink│Comments(2)
2007年08月01日
海までの道
めまいする 夏の中で
海に向い歩く
蝉時雨
いのちを燃やして
この一瞬を生きて・・
遠い記憶
すべてを消し去っても
蝉時雨に焼きついた夏が
この胸に甦る
風誘う木陰で
少しの間
遠い夏を想いましょう
誰もいない海までの道
時を戻す海までの道
海に向い歩く
蝉時雨
いのちを燃やして
この一瞬を生きて・・
遠い記憶
すべてを消し去っても
蝉時雨に焼きついた夏が
この胸に甦る
風誘う木陰で
少しの間
遠い夏を想いましょう
誰もいない海までの道
時を戻す海までの道
nori56jp1 at 16:21|Permalink│Comments(0)
2007年05月30日
夏が来る前に
夏が来る前に
大きな花火
空に上げて
美しい残像
この胸に焼き付けたい
闇に轟く音
この心臓の鼓動のように
熱く生きてきた証だから
消えても
心に消えない
美しい大きな花火
大きく手を広げて
この胸に受けとめたい
今日までの私を
今この瞬間(とき)に。
夏が来る前に。
夏が来る前に・・・・
大きな花火
空に上げて
美しい残像
この胸に焼き付けたい
闇に轟く音
この心臓の鼓動のように
熱く生きてきた証だから
消えても
心に消えない
美しい大きな花火
大きく手を広げて
この胸に受けとめたい
今日までの私を
今この瞬間(とき)に。
夏が来る前に。
夏が来る前に・・・・
nori56jp1 at 12:00|Permalink│Comments(0)