のりえの音楽の輪・別館

言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。

2006年03月

約束

約束は
明日を生きる力。
生きるよろこび。

約束のない明日は
とてもとてもさみしいのです

どうか
明日も
あさっても
約束してください

いつも指切りしてほしい
それだけでいいのです

守られなくてもいい

約束は
明日を生きるために。

今の喜びをかみしめるために。




ミモザの季節

ミモザ 風にゆれて
ふわりふわり

青空の下で
ほわりほわり

思い出の中の
黄色いワンピースの少女が
風の中でやわらかく飛び跳ねる

少女は無邪気な笑顔で
悲しみも知らないままで・・・

ミモザ 風にゆれて
ふわりふわり

おしゃべりな少女が
にこりにこり

遠い記憶
ミモザの季節

夢の中で
ふわりふわり

きれいな言葉

きれいな心から
きれいな言葉が出てくるのですね

やさしい気持から
やさしい言葉があふれてくるのですね

感謝の想いが
「ありがとう」と
私を素直にさせてくれて

ユーモアを楽しめる心が
楽しい言葉を笑顔で話させてくれる

そんな当たり前のことを
今しみじみと思う私の心は
とても穏やかで
明るい光に満ちています

きれいな言葉は
きれいなわたし

優しい心でいられる しるし

「春の空」

春の空
見あげた

青い空の
ずっとずっと先の
はるか彼方まで
目を凝らすように。

そして
私は大きく息を吸い
空に向かい
微笑んで
目を閉じる

春の風
春の香り
春の陽ざし

みんなみんな優しい

春に包まれて
私は少女に戻っていく

幸せな春の風景が
心の中に広がる

無邪気な少女が
今も私の中で笑っている

春の空
見あげて

ぽろり涙 
こぼれる

水仙

水仙の花
今年も咲いて

春が来たと
おしえてくれる

厳しい冬を越えて
今年もこの場所で

誇らしげにまっすぐと。

甘く香る
春の香り

かわらない
やさしい香り

そして教えてくれる

季節は心で
感じるものだと。

「痛みを越えて」

痛みを知って
人は優しくなれるのですね

傷つくことで
いたわりを知るのですね

見守ることも愛
たとえ何もできなくても

ただ幸せを祈ることも
素晴らしい愛のかたち

痛みを越えて
優しい心で

たとえあなたの
そばにいられなくても

私は祈りたい
あなたの幸せを

心だけはいつも
あなたのそばで

「誇り」

どんなことも
越えていく 最後の力
それは「誇り」

つらい闇の中で
自分と向き合あい
もがき
くるしみを
乗り越えようとする時に 

光を放つものは
まぎれもなく
自分自身への誇り。

まっすぐに
自分の気持ちに正直に
精一杯走ってこれたことを
私は誇りに想いたい

これからも
私は変わらずにずっと。

いつも笑顔で。

心に光る誇りを持って。
Profile

のりえ

大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12

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