のりえの音楽の輪・別館

言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。

2010年11月

あざやかに。

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色鮮やかに
深く美しく

見渡す限り
色とりどりに

やがて
美しいフィナーレへと近づく

胸は熱く
すべてを燃やして

悔いなき日々を
振り返る

色とりどりに染まる
深く熟した想いは
やがて思い思いに
風に乗り嵐のように

それはまるで色鮮やかな
美しい紙吹雪のように舞い落ちる

孤独と向き合い
苦しみを受けとめ
ただ努力したことへのご褒美

舞い落ちる鮮やかな枯葉は
美しいフィナーレ

旅立ちへの祝福



******
23日 おかげさまで師範にしていただけました。
恵まれた人生 有難いことです。

ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

今思うことは
人間苦しい時こそ 学びの時である、ということです。

楽をして満たされる人生などありません。

苦しめばこそ
人の恩も
幸せの意味も
感謝する心も
与えられるものだと
私は感じます。

そしてそのときにこそ
人としての品格が
身につくように考えています。

学び続けることが
これからの目標です。

この道を。

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ただひとすじの
光さすこの道を

私はひたすら進む。

不思議な力に導かれ
ある時は強く
背中を押され

ただ 私はご慈悲のもとに
懸命に進むだけ。

迷いのない
ただひとつの道

まっすぐな道

果てしなく続く道

*******
23日は 師範の試験
長唄「京鹿子娘道成寺」の 
くどきの「恋の手習い」が課題です。

チャンスを与えていただけた
すべての人に感謝して

師匠からの教えは
このときにすべて出し切ることが
師の恩に報いることではないかと思っています。

恵みある人生に心から感謝を。

「新しい夜明け」に寄せて

夜は続かない

きっと
きっと夜明けは来るから

負けないで
負けないで

苦しくても乗り越えて

貫いた人生に
何も間違いはないから

尊い光
この闇に差し込むまで

すべてが満たされるまで

いつもそばにいるから。

*********************

「悲しみにうちひしがれて 生きるのぞみを
 失くしたあなたに 心からつげたい
 また夜をこえて生きていこうよ
 負けないで明日へ」

この歌は1975年第二回広島平和音楽祭で歌われた作品ですが
今も私を励まし続けてくれる作品のひとつです。

作詞は山上路夫先生 そして作曲は五郎さんのお兄さんです。
音楽祭では 編曲された東海林修先生の指揮による
パワーあふれる力強い生演奏に後押しされながら
聴く人の心に勇気と感動を与える 素晴らしい歌唱を披露されました。

越えられそうにない、と思う苦しみも
この歌を聴いて 越えてきたように思います。

みんなの心が平和でありますように。
みんなの心に光が届きますようにと
祈れる自分であれば
それだけで充分に幸せのような気がします。



作詞・山上路夫
作曲・佐藤寛
編曲・東海林修
歌・野口五郎

(第二回広島平和音楽祭参加曲)
「新しい夜明け」


あなたを少女に

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あなたを少女に
戻してあげたい

白い病室
長い一日

かたわらには
あなたが小さい頃
両親と撮った写真

戦争で亡くなった
あなたが誇りとする父

毎日ながめて
あなたは泣いている

「私を守ってください」と。

時を戻せることならば

あなたを少女に
戻してあげたい

そばで寄り添う愛が
あなたを抱きしめて
すべてを満たしてくれるまで

あなたを父母のもとへ

遠い旅の記憶
すべて消して

光を受けて輝く
可憐な花のように

ただ 抱きしめられる温もりに
にっこり微笑む少女の時に

あなたを
あなたを戻してあげたい

すべてが満たされるように。

できることならば。
Profile

のりえ

大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12

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