朝顔
水を撒いた匂い
ラジオ体操
ひとり待つ夏休み
サッシを開け放ち
縁側で見上げる
夏の太陽
百日紅
芙蓉の花が
はかなげに咲いて
入道雲もくもく
ながめてる夏休み
お母さんを待って
ひとりすごす一日
ただお母さんのそばにいたくて
やさしいお母さんの声に
心躍る夏休み
急に懐かしく思い出した
今日も電話で
お母さんの声を聴いたよ
お母さんがいてくれるから
なんでもがんばれる
一番うれしい記憶は
お母さんと過ごせた時間
いつもそばで
甘えたかった夏休み
仕事なんかしないで
ずっとそばにいてほしかった夏休み