かげぼうし
追いかければ
追いかけるほど
逃げて 逃げて
どこまでも
待って 待って
おいていかないで
指きりげんまん したじゃない
いつもそばに
いてほしいのに
つまづいて ころんで
うずくまり うなだれて
なみだ ぽろり。
ひとりぽっち
ひとりぽっち
けれど
よく見てごらん
ほらそこに
そっと寄りそう
かげぼうし
ほんとうは いつだって
いつだって いっしょにいるよ
離れそうで 離れない
あなたとわたしは
かげぼうし
追いかければ
追いかけるほど
逃げて 逃げて
どこまでも
待って 待って
おいていかないで
指きりげんまん したじゃない
いつもそばに
いてほしいのに
つまづいて ころんで
うずくまり うなだれて
なみだ ぽろり。
ひとりぽっち
ひとりぽっち
けれど
よく見てごらん
ほらそこに
そっと寄りそう
かげぼうし
ほんとうは いつだって
いつだって いっしょにいるよ
離れそうで 離れない
あなたとわたしは
かげぼうし
素敵な詩情の世界に
お誘いいただきありがとう。
気がついたら、藤城清治さんの影絵が脳裏を駆け巡っていました。
影踏みをしている少年少女の淡い初恋の情景です。
追いつきそうで追いつけない影たち。そこあるのは、 もどかしくも切ない幼い少女の心の揺らぎでしょうか。
指切りに込められ想いは きっと
今も続いているであろう永遠の「乙女ごころ」を持たれる方。
のりえさんご自身なのです。
追記: 追いかけて…で何故か 恋のフーガのメロディーが頭の中を鳴ってしまいました。(えへへ)
お風邪に気をつけてくださいね。わたしも風邪で寝込んでおりました。