四月の海に
ひとり立つ
誰も来ない
四月の海
四月の海に
春を求めても
知らん顔して
波を打ちつける
「春なんてつまらない季節さ。
みんな桜に夢中だからね」
岩は黙って受けとめている。
もう少しの辛抱だと
岩は黙って耐えている。
白く広がる波しぶき
四月の海は
少しさみしい
強い風のせいにして
荒れている
忘れられたと思い
荒れている
言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。
のりえ
大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12