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ふるさとの
川を見つめて立ちつくす

時を止めたような風景に
風だけが吹きぬける

ふるさとを離れ
どれだけの月日が経ったのだろう

今は亡き父

私をいつも待っていただろう

ふるさとの川に立ち
わたしは 

「おとうさん」と
つぶやいてみる