さよならは言わない。

ひとつの道が
ふたつにに別れていたから

きっと自然に
違う道を進んだの。

理由なんて言わない。

なぜそうなったのか
どうしてそうしたのか

語らずにいたい

さよならは言わない。
何も告げない。

ほんとうのことなんて
わからなくていいの

真実は
この心の中に…。

最後は誇らしく
胸を張っていたいから

風のように消えるのがいい。

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