「目に見えない力に導かれて」
私は去年 本当に苦しい時に 何もかもが壊れ
すべてから見放されたと思ったときがありました。
もうどうしようもなく辛い状況になり もがいて苦しんでいる時に
この時とばかりに 私を捨てていかれた方もありました。
私は守られて生きてきた人間で 本当に甘えていました。
これまでこんな辛い思いをしたことはありませんでした。
けれど どんな言葉を貰っても 言い訳は決してしませんでした。
これほどのことをされた意味を自分に問いかけました。
反省もしましたし つらいけれどすべて受けとめました。
その時から私は
ただただ 私を許してくださって そばにいてくださる方へ
感謝して生きることだけを考えました。
虚しさがいつも自分を襲いました。
けれどそれも私の人生だと受けとめました。
それからはもう自分と向き合い必死でした。
本当は苦しくて苦して辛かった。
消えてしまえたらどんなに楽だろうと思いました。
けれど不思議なもので そういう時
接客コンクールで事業部の代表になり カンパニー大会に出場したり
日舞の名取り試験のお話しがあったりで
必死で取り組める大きなチャレンジのチャンスが与えられました。
1月の終わりには日舞の名取りの試験を受けることができ
本当におかげさまで 名取りになることが出来ました。
名取りになれて 自分の日舞の師匠とお話しさせていただけたとき
もう本当にどうしようもなく泣けて泣けて
師匠に お礼を言いながら 涙と鼻水とが止まりませんでした。
恥ずかしいと思いつつ 感情を抑えることができず
泣きじゃくりながら「ありがとうございます」と言っている自分がいました。
師匠はどんな時も ずっと私のそばで教え諭してくださいました。
根気強くいつも大切な言葉を言い続けてくださいました。
こんな私でも必要としてくださいました。
間違った時は叱ってくださり
そしていつも温かく見守り 力強く導いてくださいました。
師匠(おおせんせい)が亡くなられた後 師匠の心を受けつがれた
今の師匠が 私をずっと育ててくださいました。
何の見返りも求めず ただただ与え続けてくださったことを思うと
また胸が熱くなります。
親以外にこれほどまでに 私の成長を心から願い
喜んでくださる方がいることを知りました。
あまりにも有難く幸せすぎることです。
本当に生きていてよかった、と心の底から涙がこぼれてしまいます。
受けつがれていくものは「心」です。
本当にそう思えます。
そして大切なものは ちゃんと私の中にあるのです。
決して決して見放されてなどいないのです。
何も失ってもいなかったのです。
神さまはちゃんと見ていてくださいます。
そこにはいつも温かいご慈悲の手がさしのべられているのです。
愛されて生きてきたことに感謝します。
ただただ感謝して 自分ができることを
心をこめてやっていければ それで十分なのです。
いつ何が起きても決して悔いもありません。
やっとやっと 師匠が言い続けてくださった言葉の意味が
わかりかけてきた今日この頃です。
「初志貫徹」
求めるものは自分自身に。
すべては感謝の心で。
(2008.02.22)
私は去年 本当に苦しい時に 何もかもが壊れ
すべてから見放されたと思ったときがありました。
もうどうしようもなく辛い状況になり もがいて苦しんでいる時に
この時とばかりに 私を捨てていかれた方もありました。
私は守られて生きてきた人間で 本当に甘えていました。
これまでこんな辛い思いをしたことはありませんでした。
けれど どんな言葉を貰っても 言い訳は決してしませんでした。
これほどのことをされた意味を自分に問いかけました。
反省もしましたし つらいけれどすべて受けとめました。
その時から私は
ただただ 私を許してくださって そばにいてくださる方へ
感謝して生きることだけを考えました。
虚しさがいつも自分を襲いました。
けれどそれも私の人生だと受けとめました。
それからはもう自分と向き合い必死でした。
本当は苦しくて苦して辛かった。
消えてしまえたらどんなに楽だろうと思いました。
けれど不思議なもので そういう時
接客コンクールで事業部の代表になり カンパニー大会に出場したり
日舞の名取り試験のお話しがあったりで
必死で取り組める大きなチャレンジのチャンスが与えられました。
1月の終わりには日舞の名取りの試験を受けることができ
本当におかげさまで 名取りになることが出来ました。
名取りになれて 自分の日舞の師匠とお話しさせていただけたとき
もう本当にどうしようもなく泣けて泣けて
師匠に お礼を言いながら 涙と鼻水とが止まりませんでした。
恥ずかしいと思いつつ 感情を抑えることができず
泣きじゃくりながら「ありがとうございます」と言っている自分がいました。
師匠はどんな時も ずっと私のそばで教え諭してくださいました。
根気強くいつも大切な言葉を言い続けてくださいました。
こんな私でも必要としてくださいました。
間違った時は叱ってくださり
そしていつも温かく見守り 力強く導いてくださいました。
師匠(おおせんせい)が亡くなられた後 師匠の心を受けつがれた
今の師匠が 私をずっと育ててくださいました。
何の見返りも求めず ただただ与え続けてくださったことを思うと
また胸が熱くなります。
親以外にこれほどまでに 私の成長を心から願い
喜んでくださる方がいることを知りました。
あまりにも有難く幸せすぎることです。
本当に生きていてよかった、と心の底から涙がこぼれてしまいます。
受けつがれていくものは「心」です。
本当にそう思えます。
そして大切なものは ちゃんと私の中にあるのです。
決して決して見放されてなどいないのです。
何も失ってもいなかったのです。
神さまはちゃんと見ていてくださいます。
そこにはいつも温かいご慈悲の手がさしのべられているのです。
愛されて生きてきたことに感謝します。
ただただ感謝して 自分ができることを
心をこめてやっていければ それで十分なのです。
いつ何が起きても決して悔いもありません。
やっとやっと 師匠が言い続けてくださった言葉の意味が
わかりかけてきた今日この頃です。
「初志貫徹」
求めるものは自分自身に。
すべては感謝の心で。
(2008.02.22)