「どんな状況にあろうとも。」

人生には 目標が必要ですが
自分の人生のお手本となる人がそばにいてくださることほど
うれしいことはありません。
迷いなく まっすぐに進むことができる人生は幸せです。

2008年1月に 日本舞踊で名取りにしていただいてから
まだ2年しか経っていませんが
うれしいことに この度チャンスをいただけることになり
11月に師範の試験に挑戦します。

まだまだ 勉強することは山のようにありますし
もっともっと成長する必要があると いつも思っていますが
また一歩前に進める歓びと 感謝で胸はいっぱいです。

踊りが上手になるということももちろんですが
人としての生き方を学んでいるように思います。

人生には いろんなことが起きますが
起きるのが当然なのである。
だから何も動じることはない。
常に起きたことをきちんと受けとめて
選択肢を3つは自分の中で考えておく。

それは師匠に教わったことです。

そして師匠に教わったのは
人に対して 自慢することもしないし
人をうらやましがることはない。

おべんちゃらを言う必要もないし
自分が自分がと自己主張する必要もない。

人はそれぞれに
それぞれの人生をしっかりと生きているのだから
敬う気持ちと思いやりの心をを持って 
黙々と自分のすべきことをやっていけばいいのです。

人に求める前に 自分で変わればいい。
自分が変わらなければ何も変わらないのだから。

最近は日舞も 表現することがとても楽しい。

何をやっても 本質を知るまでに時間がかかるものだと
しみじみと思います。

受け継ぐ「心」があることが 本当にうれしい。
おかげさまで 人としての誇りに満ちて立っていられます。

どんな状況にあろうとも きっと乗り越えていける。
人と比べることもない、わが道を行けばいいのだと。

人間アレもコレもと欲張っても
そんなにできるわけがないけれど
これだけは やり遂げたいということが
いくつかある。
貫きたいことが見つかった今は
何の迷いもありません。

私の人生は
人にも恵まれ
なんて幸せな人生なんだろうと
神に感謝したい気持ちでいっぱい。
心から幸せを感じています。

自分が今 すべきことを
しっかりと心をこめてがんばります。
(2010.10.7)