のりえの音楽の輪・別館

言葉は憧れ、言葉は人生。そして、言葉は心を解き放す自由の翼です。

音楽

「見果てぬ夢」に寄せて。

もしも私が男なら
もしも心のままに
夢に向えるのなら

こんな風に
ただ夢に向かい
想いのままに
生きてみたかった

期待を背負い
すべてを背負い
すべてを託されて

奮い立ち
風を切り
突っ走って
果てしない夢に向かい
努力してみたかった

けれど
ささやかな私の人生は

やっぱり穏やかな
静かな日々に満たされる

漠然として
見果てぬ夢も
イメージできないままで。

ただ憧れる
自分にはない
まだ見ぬ大きな世界に。

****
「見果てぬ夢」
作詞・Joe Darion 
訳詩・岩谷時子 
作曲・Miten Leigh 
編曲・東海林修
歌・野口五郎

1974年11月9,10日 GORO IN SUNPLAZA 〜甘い生活〜

壮大なスケールで 全てを圧倒する「見果てぬ夢」
この歌を聴くだけで この胸に力が漲る感じがする
すばらしい作品。

若く力強い歌声。
内から熱い思いが満ちるような
感動的なオーケストレーション。
そして 生きる力になる 強い「言葉」。

いつ聴いても
何度聴いても
最高だと思えるすばらしい一曲です。

「私はあの空の遠い星を追いながら
 行くだけよ 進むだけさ
 それが定めならば何処へでも

 やがて この命はつきるだろう
 そしてこの心は安らかだろう
 この世も平和だろう
 胸に傷だらけの 男一人の夢は
 あの遠い星さ」

男の人っていいなと想う。

永遠に憧れる世界。
「見果てぬ夢」

「新しい夜明け」に寄せて

夜は続かない

きっと
きっと夜明けは来るから

負けないで
負けないで

苦しくても乗り越えて

貫いた人生に
何も間違いはないから

尊い光
この闇に差し込むまで

すべてが満たされるまで

いつもそばにいるから。

*********************

「悲しみにうちひしがれて 生きるのぞみを
 失くしたあなたに 心からつげたい
 また夜をこえて生きていこうよ
 負けないで明日へ」

この歌は1975年第二回広島平和音楽祭で歌われた作品ですが
今も私を励まし続けてくれる作品のひとつです。

作詞は山上路夫先生 そして作曲は五郎さんのお兄さんです。
音楽祭では 編曲された東海林修先生の指揮による
パワーあふれる力強い生演奏に後押しされながら
聴く人の心に勇気と感動を与える 素晴らしい歌唱を披露されました。

越えられそうにない、と思う苦しみも
この歌を聴いて 越えてきたように思います。

みんなの心が平和でありますように。
みんなの心に光が届きますようにと
祈れる自分であれば
それだけで充分に幸せのような気がします。



作詞・山上路夫
作曲・佐藤寛
編曲・東海林修
歌・野口五郎

(第二回広島平和音楽祭参加曲)
「新しい夜明け」


「光の中へ」に寄せて

闇の中で
見つけた光はあまりにも尊い

闇の中でしか
見えないものがある

打ちのめされ
絶望の淵から

目を凝らし
神経を研ぎ澄まし
自分の命と向き合い

這い上がった人にしかわからない。

本物の勝者になれるのは
敗北の惨めさを知っている者だ

人生は 
乗り越えてこそわかる

だから
絶望を感じるときこそ

自分が輝くチャンス

自分らしく
生きるチャンス

すべての苦しみから
解き放される時。



*********************

「生きろ 生きるんだ
 取り戻せ
 熱い命を」


「光の中へ」
訳詩・栗原星紀
作曲・ Becaud Gilbert
編曲・東海林修
歌・野口五郎

「光の中へ」

「光の中へ」
これは1975年から1976年に
野口五郎さんがステージで歌われていた作品ですが
魂の叫びとも感じられる
素晴らしい歌のメッセージです。

闇の中で もがく人をも
光の中へと力強く導く歌声

歌はいつも
人に勇気と
生きる力を与えるものであると
実感できた作品

五郎さんの歌声
東海林先生の音楽

たくさんの人に届けたいと願う
素晴らしいステージでの歌声でした。

「青春のとき」に寄せて。

ともに生きた
美しい季節は
いつかきらきらと輝く
思い出になるの。

出逢いはいつも
偶然ではなく
必然だから

出逢えたよろこび
かみしめましょう。

けっして忘れない記憶があれば
それは何より幸せなことだから。

美しい思い出は
私をきれいにしてくれる。

出逢えたこと
本当にうれしかったから。

愛を胸に
これからも生きていける。

振り返る「青春のとき」があれば。


*******
「青春のとき」
作詞者調査中 
作曲・Jacques Revaux 
編曲・東海林修
歌・野口五郎

この歌は1975年
GORO IN KOKUSAI浅草国際劇場リサイタルで
歌われた歌ですが
泣きたいくらい胸に沁みる
すてきな歌です。

「あなたにめぐりあえた あの季節を 青春の時を
 ぼくは胸に抱いて生きるだろう いくつになっても」

愛した記憶があれば
人は美しく生きていけるのです。

「青春のとき」

「薔薇」に寄せて。

薔薇






胸から 血が流れるほどに
人を愛したことがあれば
とても幸せ

息を呑むような美しさ
ただ見つめて

甘い香り
めまいするその瞬間

それは 
生きる歓びを知る時

トゲの痛み
この胸に感じても

愛を知った喜び
この胸にあふれる

美しい愛ほど
人を傷つける

愛はまるで薔薇のよう。

傷ついても

本当の愛を知ったとき
人は誇りに満ちている。

********
「薔薇」
作詞・麻生香太郎 
作曲・東海林修 
編曲・東海林修
歌・野口五郎

「胸から血を流さない恋なんてないんだ」と歌う「薔薇」
胸から血を流しても
人を好きになることはうれしいと
心から思える素敵な作品。

愛する歓びにあふれています。

クリアで洗練された音楽。
ピアノで始まるお洒落なイントロ 
ギター、ブラス、ストリングスと
華麗に重なり大きく広がる「薔薇」の世界。

喜びを叫ぶような五郎さんの熱い歌声。

聴く度に心躍る一曲です。

「薔薇」

「試写会」に寄せて

その手の中を
よく見てごらん。

大切なものは
ちゃんとその中にあるの。

人は大切なものを
すぐに忘れてしまう。

いつもそばにあるものは
そばにあって当たり前ではないのに
それに気づかずに。

本当にほしいものは何?
本当に大切なものは何?

そんなにいっぱい
この手では掴めない。

夢中でほしいのもを
掴もうとするとき
すべてを手放していることさえあるのに。

本当にほしいものは
両手で掴むものだから。

失って気づくのは
悲しすぎるから。

大切なものは
しっかりと。

しっかりとこの手で。

********
「試写会」
作詞・藤公之介 
作曲・東海林修 
編曲・東海林修
歌・野口五郎

「右手には 君の愛 
 左手には 僕の夢が
 たった今 左の夢
 つかんだ時  右手がゆるんだ
 誰もいない 空っぽの席
 君が作った このラストシーン」

映画館のスクリーンを前に
ひとつの物語を観るようなこの「試写会」

大切なものは失って気づくという悲しさを
幼いながら この歌で知ったような気がします。

歌は 人生に
まだ体験したことのない 愛の切なさや
別れの悲しさを教えてくれるものだと実感します。

試写会

「紀元0年」に寄せて。

未知の世界を前に
この胸の鼓動は高まっていく

何かに導かれるように
人は まだ見ぬ明日へと向かう

いつからだろう
夢に描いた
現実が目の前に。

いつか ずっと先でいい。
この手で掴みたい

人は孤独に夢に向かうもの。

何かに背中を押されるように
新しい世界の一歩を踏み出す時
目の前に現れる 一本の道。

まっすぐに
まっすぐに。

自分を信じて進もう。

新しい歴史をここから始めよう。
「紀元0年」を聴きながら。

「僕の過去(うしろ)に 道はなく
 僕の未来(まえ)に道ができる
  紀元0年」

*******
「紀元0年」
作詞・麻生香太郎 
作曲・東海林修 
編曲・東海林修
歌・野口五郎

この作品を聴くと心臓の鼓動が聞こてきそうです。
夢はこの手で掴むもの。
勇気を持って前に進みなさいと
いつも励ましてくれた作品。
新しい世界に飛び込む決意とパワーを
私たちに与えてくれた作品です。

「紀元0年」

「僕にとって青春とは」に寄せて

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今日は終戦記念日

戦争という
悲しい過去の歴史の中で

お国のためにと
燃え尽きた命がありました。

「父よ 母よ 妹よ」

最後の言葉
あまりにも悲しく

生きてください
生きてください

何度心で叫んでも
叶わぬ悲しい戦争があったことを
私たちは忘れてはならないのです


今を生きる
私たちにできることは何ですか

いつになったら
世界は平和になりますか

「確実に生きているのは
 この今という瞬間だけです」

未来のある
夢のある若者たちが
ずっと夢に向かえますように。

生きる喜びであふれていますように。


*************

「僕にとって青春とは」
   歌:野口五郎
  作詞:藤田敏男
作・編曲:東海林修
   1978年

「僕にとって青春とは」
大和ミュージアム

「哀しみのソレアード」に寄せて

時は薬となって
いつしか哀しみは 
安らぎへと変わり
旅立てる時が来る

嵐のように荒れ狂う海も
いつか凪を迎える

すべてを乗り越え
夕日の前に立つ時
心にあるのは
自分を信じる気持ちだけ

自分の中で筋を通せたから
もう何も悔いはない。

なんて心が穏やかなのだろう
安堵の気持ちが満ちてくる

安らぎが欲しかった日々

今静かに旅立とう。
このメロディを聴きながら。

*************

「夕日がきれいだな
 すべてを捨てた今
 なんとなく心から
 静かなこのメロディ」

生きていると
人の中で 傷ついたり心が壊れたりするものですが
この歌を聴くと
自分が背負っている重い荷物を置いて
何も持たず 静かに旅立てるような
穏やかな気持ちになれます。


そこには自分への誇りと
ありがとうの気持ちが満ちているように思います。

人生に 常に安らぎを与えてくれた名曲です。


「哀しみのソレアード」
歌・野口五郎
訳詩・布施明 
作曲・Zakar 
編曲・東海林修
(1975年)

「哀しみのソレアード」

***
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「アラビアのロレンス」に寄せて

あなたは優しく
私の肩に手をおいて
「道連れにならないか」と
そっと語りかけてくれた

人生という長い旅路
いつかはお別れのときが来ることを知っていればこそ
ともに生きる喜びもわかる

孤独な旅の途中
どこまでも続く砂漠の中で


さりげなく
温かく
そばにいてくれた人よ


分かれ道の前で
互いの旅の無事を祈りながら
ひとり静かに歩き出そう


二度とめぐり逢えないとしても。
通じ合う心がいつか引き合うように。


ふたたびめぐりあうために。

*************

「アラビアのロレンス」
   歌:野口五郎
  作詞:藤公之介
作・編曲:東海林修


「アラビアのロレンス」

「薔薇」に寄せて

胸から血を流しながら
愛せることがとてもしあわせ
強い痛みを感じるからこそ
生きる歓びもわかる

幸せはいつも
鋭いとげを隠して
甘いかおりは
つかの間の夢を誘う

胸から血を流しながら
人は本当の愛を知り
この胸にただ 
強く抱きしめる

涙で頬がよごれても
ぬぐうこともなく

この心を少女に変えて
ただひたむきに
愛を貫く

胸から血を流すことも
愛の歓び

いつか花開くために
ただ咲き誇るために

本当の愛を知るために

愛されるために。

*********************
「薔薇」寄せて

人を愛することの歓びを
いっぱい教えてもらえた作品。
胸から血を流し傷つきながらも
人を愛せる自分を
本当に愛おしくうれしく感じられます。
パワフルなブラスは 愛の歓びにあふれ
五郎さんの歌声も愛に満ちています。
今聴いてしみじみとかっこいいと思えるすてきな作品。

「薔薇」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「ア・ソング・フォー・ユー」に寄せて

初めて聴いたのは
「GORO IN SUNPLAZA 〜甘い生活〜 」
野口五郎さんの コンサートのアルバムだった。
幼かった私だけれど
語りかけるような五郎さんの歌声は
胸に染みわたり
わけもなく泣けた。

静かに「ア・ソング・フォー・ユー」のイントロが流れ
五郎さんは言った

「ぼくは・・これからも・・とにかく 自分の気持ちを大切に
 生きていたいと思います」

この言葉がとても印象的だった

自分の気持ちを大切に
自分を見失わずに生きることが
どんなに難しいか

そのことを20歳にもならない
この若い五郎さんは知っていたのだ。

だからこそ いつも五郎さんは この言葉を口にされていた。

「ア・ソング・フォー・ユー」は祈りの歌。

私はそう思う。
愛が届く深いメッセージだった。

人生は目に見えない糸を無意識にたぐりよせ

長い年月をかけて
不思議な力に引き寄せられていく。


いつか その記憶から消えることがあったとしても
不思議な力でまた甦る


「すべてをこえて あなたになら
 頼みたいんだ この声が 
 枯れてしまった時 せめてこの歌を
 思いだしてほしい ソング・フォー・ユー」

歌は人生。
歌は祈り。

そして歌は 
愛された記憶。

*********

「ア・ソング・フォー・ユー」に寄せて

訳詩・安井かずみ 
作曲・Leon Russell  
編曲・東海林修

歌:野口五郎

「ア・ソング・フォー・ユー」

「さよならを君に」に寄せて

ずっと忘れなかった歌がありました。
昔NHKの「あなたのメロディ」で
野口五郎さんが歌われた歌です。
一般の人の応募された作品を
歌手が歌うという番組です。

この番組から 泉ピン子さんの
「ちょっと見のいい女」という歌も
生まれたことがありました。

私は五郎さんが歌われたその歌が
とても好きになりました。
メロディも五郎さんをイメージしたもので
とても覚えやすいものでした。

そして五郎さんの歌唱が
とてもやさしくて切なくて素晴らしかったと思いました。
なぜかずっと忘れることはありませんでした。

いい歌なのに
レコード化されることはありませんでした。
とても残念なことでした。

普通はそれで終わりです。
あのとき 五郎さんが歌われた歌がよかった。
懐かしく思い出して
時々口ずさんで・・・それで終わりです。

けれど なんとお友達がその音源を持っていらっしゃいました。
信じられません。
あの日の歌を 今 私は聞かせていただいています。
ひざまづいて泣きます。
うれしい。

人生には奇跡が起きます。
それは いつも素晴らしい出逢いから起きることです。
生きててよかった。
聞かせてくださったお友達 本当にありがとう。

そして素晴らしい出逢いを連れてきてくださる
私のそばにいてくださるみなさんに
本当にありがとう。
****

「さよならを君に」

秋風がすりぬけて 街角も暮れていく
今頃君は ひとり部屋で僕を待っているだろう

一人でいるのは さみしいから 早く帰ってきてよねと
甘えるような瞳で僕を見つめながら言ってた

君がくれた愛の半分さえも かえせなかった僕を許してください
君の涙を見るのはとても苦しいから
せめてここから慈しみをこめて さよなら告げるよ

君がくれた愛のひとかけらを 胸に抱いて僕は生きていきます
初めて僕と離れた夜を 迎える君に
せめてここから慈しみをこめて さよなら告げるよ

******
1975年
「あなたのメロディ」
詩・曲 大阪のタケダさん

歌・野口五郎

「少女よ」に寄せて

あなたの優しい瞳は
私を深く覗き込んで
静かに語りかける

あなたは私のそばで
いつも
私に愛することを教えてくれた

余計なものはいらないの
ただ素直な心で

優しい気持ちで生きていけたら
それだけでうれしい

少女の時代から
ずっといつもそばにいてくれた

そしていつもあなたと祈った

お人好しでもいい
優しい心で生きていきたい

これからも
あなたはずっとそばにいてくれるのね。


あなたのそばで
ずっと少女でいられたらうれしい。

-------------
「少女よ」に寄せて

この歌との出逢いは衝撃的でした。
この歌に自分をうけとめてもらえた気がしています。
どんなに傷ついても この歌を聴くと
人を愛して生きていけるような気がします。
イントロを聴くだけで胸が熱くなります。
素晴らしいメッセージソングです。
こういう歌こそ 今歌っていただきたいと思います。
私自身 こんな風に 静かに人に語りかけられるような
温かい人になりたいといつも願います。
この歌と出逢わなかったら
あの頃の私はどうなっていただろうと思うほどに
大切な一曲です。


「少女よ」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「少女よ」

「ボトル・レタア」に寄せて。

まだ海も知らなかった
海を見たことのない少女だった。

あこがれは
この歌とともに
果てしない海を
この心に広げた

この町から出られない
出たことがない
出られないかもしれない

山しか知らなかった。

けれど
きっといつかこの歌のような
穏かで大きな海を
この目で見たい

こんなささやかなことが
自分にとって大きな夢だった幼い日々

この歌で穏かな海を見ていた。

それは私にとって 祈りの歌だった。


私の祈りの詰まった瓶は
大きな海原をゆっくりと
ゆっくりと流れていった

想いはいつか届く
そして叶う

不思議な力に導かれながら。

***************

「ボトル・レタア」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「ボトル・レタア」

「東北縦貫道路」に寄せて

いつか好きな人と
こんな日を迎えることを夢見た
寒い季節も
好きな人がそばにいてくれればあたたかい

愛はぬくもりだと信じられた
他には何もなくていい

いつか愛する人と旅に出たい
こんな風にいつかきっと。

夢見る少女は愛されることにあこがれ
愛することを夢見た

心から湯気が出るほどに
憧れた日々。

愛にあふれた歌を聴いて
私は大人になった

愛するよろこびも
愛されるよろこびも知った

幸せを与えてくれる歌
愛されるよろこびを知る歌

いつまでもあの日の心で
いさせてくれる歌

*************
「東北縦貫道路」に寄せて

あたたかい体温を感じられる歌です
聴く人を愛される喜びで満たしてくれる歌

愛されるからこそ愛することができる
そう実感させられる一曲。
やさしいまなざしと交わす笑顔
そして胸までぽかぽかになるほどのぬくもりを感じます。

これからの季節に聴きたくてたまらない作品です。

---------

「東北縦貫道路」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「東北縦貫道路」

「流氷」に寄せて

ゆっくりと 新しい年が動き始める。

地球も大きく深呼吸をしながら
春へと静かに向かっていく。

大きな自然
神秘の地球

私は何をそんなにあせっているのか。

自然の中で生かされている。
自分を愛し 人を愛し
自然を愛して。

寒く厳しい季節のあとに
きっと春は訪れる。
待つ楽しみを
冬という季節が教えてくれる。

流氷の美しさ、
氷の世界も知っていたい。
寒い冬も越えてみたい。

大きく深呼吸して
ゆっくりと進もう。

次に来る季節のために。
夢を叶える喜びの日のために。

********

「流氷」に寄せて

「流氷」のイントロを聴くだけで
透き通って美しい氷の世界が目の前に広がるようです。

大きな自然と小さな自分
ゆったりと動く地球と せかせかすごすめいっぱいの自分。
もっと大きな心で生きる事を
教えていただけるスケールの大きな作品です。

 「流氷」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修


「流氷」

「愛のラルゴ」に寄せて

愛は尊いと
心から思える

美しいメロディ
そして暖かい言葉

この胸に響き渡る

愛されて初めて知る
生きるよろこび

ただ胸が熱く
涙がこぼれる

愛に包まれて
心満たされ

あなたのそばで
ずっと生きれたらと願う

いつも抱きしめてくれる
あなたがいてくれればいい

あなただけを
これからも見つめて・・・

少女の瞳で。
優しい心で。

熱く燃える心が
生きている証

愛はぬくもり
愛はよろこび

*************
「愛のラルゴ」に寄せて。

心満たされる私の大好きな歌です。
この曲に出会えたことに心から感謝したいほどに
私にとって大きな歌です
愛されることを教えてもらえた
素晴らしい一曲です

すべての「愛」に通じる
大きな愛の世界です。

愛されてこの世に生まれ
そして愛を受けて
人を愛せる自分になれる
当然のことですが
大切なことを
そして優しさを
この歌は教えてくれます。

-------------

「愛のラルゴ」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「愛のラルゴ」

「グット・ナイト」に寄せて

まだ恋に恋する頃だった

いつか私のすべてを受けとめて
優しく抱きしめてくれるひとが
あらわれることを夢見た

静かに眠りにつく前
闇の中で 
おふとんにくるまって
この歌を聴いた

いつか この闇を抜けて
きらめく銀河を渡り
王子様が迎えに来てくれる

優しく包まれながら
いつも夢見た

愛されることを夢見た少女は
それからいろんな恋に出逢い
人を愛することを知った

しあわせは
いつも一日を終える時に実感する
眠りにつくときはいつも
穏かでありたい

眠りにつくまでそばで
優しく語りかけてくれる
「おやすみ」の温かい声に
今日も満たされる

夢の中でもそばにいてほしい
明日もまたあなたのそばで・・・

明日もきっと素敵な一日だから。

「おやすみなさい」
そっとささやいて
ふたりで夢の中へ・・。

********
「グット・ナイト」に寄せて

あぁ 今日も一日が終るのだなぁ
あぁ 今日も心が穏かでしあわせだったな

そんな気持ちにさせていただけた
すてきな歌

私たちの心を満たし
私たちを夢見る少女にしてくれた
大切な一曲です
-------------

「グット・ナイト」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「グット・ナイト」

「されど われらが日々」に寄せて。

あなたは穏かに
そして私を諭すように

二人で生きた季節を静かに振り返り
優しく微笑んで
今 こうして
すべてを美しい思い出に変えていくのですね

最後の最後まで優しさで包みながら
最後まで私をいたわりながら
私の背中をそっと押してくれる

それはきっと背を向ける自分を
私に感じさせないようにという
あなたの優しさなのですね

穏かに振り返る時間
あふれてくるものはもう憎しみでもなく
出逢えたことの感謝だから

だから・・
こうしてお別れがきてしまったのですね

涙も笑いもすべて
あなたは受けとめて
私のわがままも受けとめて

いつも大きな愛で包んでくれたことを
今 しみじみと思うのです

私を残し
あなたは・・・

いつも甘えてばかりいた私
こんな日が来るとは
思ってもみなかったのです

優しさとさみしさが
目に沁みるようです

二人で生きた季節が
私のすべてでした
ずっと続くと思っていた私・・・

きっと 思い出すでしょう
決して忘れることはないでしょう

いつまでも響きつづける
このメロディのように

いつまでも 私たちの日々を・・・

********
「されど われらが日々」に寄せて

「されど われらが日々」
いつまでも心に残る別れのシーンは
きっとこの歌のようなものではないかと想います。

『楽しい思い出をありがとう
 出逢えただけで幸せだよ』
ここが私はどうしようもなく好きです。
聴けば聴くほどに胸に沁みて
胸が熱くなる大好きな歌です。

-------------

「されど われらが日々」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「されど われらが日々」

「水平線へ」に寄せて

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大きな海があなたを待っている

私はまたひとり 待ち続ける
見送るさみしさは言葉にはならない

けれど
夢に向かうあなたが
私は好き
夢を語るあなたが
私は好き

別れはとてもかなしいけれど
きっとあなたは戻ってきてくれる

だから
笑顔で待っています

たくましくなったあなたの胸に
飛び込んでいける日を待ちながら

約束のあるお別れだから
笑顔で見送りましょう

さみしくなったら
この海に来て
私はいつもあなたを想います

迎えに来てくれる日の喜びを
いつもイメージしながら。

大きな海に負けないほどの
あなたへの想いを胸に抱きながら。


********


「水平線へ」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修
「水平線へ」

「僕は道化師」に寄せて

星空を見上げながら
今日も生きていることを想う

夢に向かう途中
積み上げても積み上げても
積み上げられない

努力してもまだ足りない
いつかたどり着きたい
それだけを願う

何を求めてここにいるの?
自問自答しながらも
諦めずに今日まで来た

優しい歌声にどれだけ支えられただろう
夢が見えなくなったとき
いつも心に流れててくるのは
このメロディだった

まるでピエロのようだと
自分が思えることもいっぱいあった
でも それでもいいと思える
人は悲しみを知って
人の痛みを知り優しなれる
涙をたくさん流せばこそ
笑顔でいられることの喜びを知る

穏かに今日も
語りかけてくれる
やれるだけやってみよう
道はまだ遠いけれど

いつもこの胸で
この歌を聴きながらいこう
長い道のり
星空を見上げ
時には涙をこぼしながら。

受けとめてくれる
この歌があれば。

***********************
「僕は道化師」に寄せて


音源化されていませんが
ラジオで流れたこの歌は
いつも私の心を勇気づけた
温かい一曲です
夢を見失いそうな時
いつもこの胸に聴こえてきた
大好きな作品です
  ---------

「僕は道化師」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「僕は道化師」

「そして春へ」に寄せて

どんなに季節を重ねても
二人で過したあの優しい季節は戻らない

季節はめぐりまた春がきて
また同じ場所に
同じ花は咲いても

そこにあるのはあなたの面影だけ

優しいあなたがいてくれればこそ
私はしあわせだったことに
やっと気づいても・・・

春の野辺
あなたの涙を
私は知っていたのに

抑えても抑えても
今は涙があふれてとまらない

あなたの優しさに
甘えていただけの私
今になって気づくなんて・・・

私の髪に花を刺し
そっと背を向けたあなたを
今の私が追いかけている

むらさきつゆ草
あの日のままに
こんな季節でもひっそりと咲いている

そして春へ
美しい春へ
愛されたあの日へ

あなたがそばにいてくれた日々に
もう一度帰りたい

***********************
「そして春へ」に寄せて

これは私の
「そして春へ」を聴いて感じる
イメージです

何より「余韻」に浸れる
美しい作品です
「愛は余韻」
教えられた作品です。
  ---------

「そして春へ」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「そして春へ」

「See you again」に寄せて

「See you again」
また逢える日の約束

あなたと出逢ってから
私は「さようなら」という言葉を
使わなくなりました

出逢いが私を
光の中へ連れてきてくれると
教えてくれたのもあなたでした。

この世で出逢えた奇跡
このひとときをあなたと生きられる喜び
心が通うしあわせ
ともに生きていけることが
どうしようもなくうれしいのです

逢えない日々も大切な時間
あなたに逢える楽しみを日々の力に変えて
笑顔で前に進めます。

胸いっぱいにあふれる
「ありがとう」の気持ちを
大切にしたい。

「君たち」
ではなく
「あなた」

ひとりひとりを愛していける喜び

約束のある明日は
光に満ちています

再び逢える日の約束
待つ楽しみ

あなたが教えてくれた
約束の言葉

******************

「See you again」に寄せて

この歌で お別れは決して
かなしいものではないと知りました。
次に逢える約束があることが
こんなにもうれしいことだと
教えていただけた一曲
「さようなら」と言う言葉を
使わなくなったのも
この世界を知ってからです。
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 「See you again」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修
「See you again」

「愛の肖像」に寄せて

私が愛したあなたは
私の中では永遠

見上げる空には いわし雲
こうして雲を見るようになったのも
あなたとの思い出があるから

あなたとの日々が今も
この胸に甦ります
あまりにも美しくて
今でも涙がこぼれます

何もなくてもいい
あなたがそばで抱きしめてくれれば・・・
私はそれだけであまりにもしあわせでした

時は流れても
この胸の悲しみは消えないでしょう
私はずっと心の中で
あの日のあなたを追い続けるでしょう

どうかあなたはあなたらしく
そして幸せに・・・
私が今できることは
遠くで祈ることだけです

毎日空を見上げ
雲の流れを追いながら
わたしは
あなたを思うでしょう

そして今でも
涙はいっぱいこぼれます

今も私はあなたを愛しています
その気持ちには変わりません

あなたに愛された記憶があれば
これからも生きていけます

・・二度と逢えることはないでしょう

けれど
あなたとの日々は
私には永遠

あなたへの想いも
きっと永遠
**************

「愛の肖像」に寄せて

これは私の
「愛の肖像」を聴いて感じる
イメージです
「愛の肖像」は 私の愛のバイブル。
大好きな歌です。
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「愛の肖像」
歌:野口五郎
作詞:山上路夫
作・編曲:東海林修

「愛の肖像」

「砂浜で」に寄せて

夕暮れの砂浜で
海を見ている

人影もない砂浜に
こわれた心ひとつ

目の前に広がる
海ほどの悲しみが
この胸にあったとしても

すべてを燃やして闘ったんだ。
もう
後悔はやめよう

悔しさも
涙も 足跡も
波が消してくれるだろう

かっこよくなんて生きなくてもいい
ありのままに
この心に正直に
すべてを賭けた日々が
そこにあればいい

泣きたい時は
いっぱい涙を流せばいい

砂まみれの 涙で震える自分こそが
ありのままの姿なのだから。

そしてすべてを乗り越えて
明日へと向かおう。

大きな海から
スタートしよう。

*********************

これは私が
「砂浜で」を聴いて
感じるイメージです。

傷ついた心にとても優しい一曲。
ありのままの自分を
うけとめられる優しさです。

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「砂浜で」
歌:野口五郎
作詩:藤公之介
作・編曲:東海林修

「青春すべてを燃やして敗れた
 あした夜明けが来る前に
 泣くだけ泣けよ
 いつしか 満ち潮が足元濡らしてた
 それでも若者は 去ろうとしなかった
 若くてしなやかな からだを投げ出して
 こぶしで砂の上 たたいて泣いていた」
*****

人生の上では
敗れることも大切なのです。
乗り越える力は
人を成長させます。
泣くことも大切なのです。
「砂浜で」

「いつかあの日の歌が・・・」に寄せて

あなたといると
春を感じる

美しい野辺
花は咲き乱れ
私は少女にもどって
髪をなびかせながら
飛びはねながら踊る

あなたはそんな私を
そばで笑顔で
見ていてくれる。

あなたは春の優しさ。

草の上に座り
いっしょに食べる焼きたてのパンは
幸せを分け合ううれしさ

ふるさとに帰りたい
都会の中で思い描くあの頃の景色

だけど
どんなに傷ついても
あなたがそばにいてくれる

あなたは ふるさとの温かさ。

手をとってどこまでも
このままずっと あなたとともに。
これからもずっと。
あなたに手を引かれて。

**********************

「いつか あの日の歌が」に寄せて。
 これは私の
 この歌のイメージです。
春の喜び、春の優しさ
胸いっぱいに感じられる名曲です。

    -----
「いつかあの日の歌が」
   歌:野口五郎
  作詞:麻生香太郎
作・編曲:東海林修
「いつかあの日の歌が・・・」

「されど青春」へ寄せて。

君は生きるのが不器用なんだね

人の波にもまれ
しがらみの中で
君は夢中で走っているうち
自分を見失って
傷ついてしまったんだね。


だけど
僕は知っているよ
君がとんなに優しい人であるかを。


だから もう いいんだよ。
もう 
泣かないで。

君が優しい気持ちで
心を尽くしてきたことも
僕はわかっているよ。
僕は見ていたんだ。

愛しても
尽くしても
心が伝わらない事もある

正直に生きれた自分がいれば
もういいんだよ。

さあ もう行こう。
心を残さないで。

またあの頃のように
無邪気な少年と少女に戻って
もう一度 やり直そう。

もうまわりを気になんてしないで。
優しい君には似合わないよ。

大丈夫 
僕が
君の手をとって歩いてあげる

もういいんだよ
さあ行こう

僕がいつも

君のそばにいるよ。

*****************

「されど青春」に寄せて。
これは「されど青春」を聴いて
私が感じるメッセージです。
   ----

「されど青春」

歌:野口五郎
作詩:麻生香太郎
作・編曲:東海林修

「されど青春」
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のりえ

大切なことを
学び続ける人生にします。
「日々是精進」
sinse 2006.1.12

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