
私は3月生まれです。
お誕生日の頃になると
普通はウキウキするのかもしれませんが
私は逆です。
とても孤独な気持ちになるのです。
考えてみれば
この人生は試練の連続でした。
母親の愛がすべてと思っていた子供時代。
けれど母は、朝から晩まで働いていました。
あの時代、女性はあまり働いていない時代でした。
私はいつも母のそばにいたかったのですが
たいていはひとりで母の帰りを待つ日々でした。
子供ながら、周りの空気とか
人の顔色を伺いました。
父は厳しく、怖い存在でした。
小学生の時、
夏休みの宿題で詩を書きました。
なぜ生まれてきたのでしょうか
生まれてこなければよかったのに
そんなことを書いたと思います。
それを読んだ担任の先生に
母は呼びだされたそうです。
母は、詩を読んで泣いたと
あとで話してくれました。
人生、嵐のように
色々なことが起きました。
もう充分に生きた気がします。
そして思うのは
年を取ると、あの子供の頃の心情に
戻っていくような気がします。
本来の自分自身に戻るというのでしょうか。
春になると
私は森田童子の歌を聴きます。
生まれてきた意味を自身に問う気持ちです。
春はまぼろしのようで
春はさみしくて
春は孤独です。
もともと、一人に慣れているし
一人が好きなんだと思います。
ぽろりぽろりと
心のつぶやきが漏れるような
森田童子の歌を聴くと
これが自分だから無理しなくていい、と
思えます。
私の秘密基地のように感じます。


















































